「人日」、「七草雑炊」をいただきました。

「春の七草」パック(21.1.7)

早くも、お正月は7日を迎えました。
ご存知、「七草粥をいただく日です。
寒冷の当地では、材料の「春の七草を、そろえることができません。そこで、昨日のうちに、スーパーで買って準備しておきました。
画像が、その「七草」パックです。ていねいに、レシピ解説付きです。
生産地はと見ると、温暖な気候の静岡県です。
実物を確かめながら、「セリ、ナズナゴギョウ、(ハコベラ)、ホトケノザコオニタビラコスズナスズシロ。」と、左から順番に並べてみました。
ハコベラは量が多いので、まとめて上に並べました。

ナズナを探すのに苦労しました。あまりに小さいので、紛れ込んでいました。
家の周りで、今どうにか見られるのは「ゴギョウハハコグサ)」、「ハコベ」、「ナズナ」ぐらいです。
画像、ザクザク霜柱の中で、ゴギョウハコベが写っています。

今朝は、七草のほかに、ニンジン、ブナシメジ、鶏のささ身も加えた、オリジナル「七草雑炊」となりました。調理人の妻に感謝し、ふーふー言いながらいただきました。
邪道ですが、美味しさと栄養を考慮したというわけです。お許しください。
今朝の読売新聞コラム「四季」(長谷川櫂)にも、「七種粥」の句が紹介されていました。
なゝ草や次手(ついで)に扣(たた)く鳥の骨 桃隣(とうりん)
やっぱり、誰も、物たりないんだよなー。 「鳥の骨」に、つい微笑んでしまいました。
 
待ちに待った「メジロが、今日初めて姿を見せました。熟柿をねらって、盛んに啄ばんでいきました。
シジュウカラも、群れでやってきて、熟柿を啄ばんでいきました。どうやら、周囲の餌が少なくなってきたようです。

「十二月十二日」のお月さまは、午後3時を回る頃、東の空に高く昇っています。
青い空に白い月、軒先の「ナンテン」の赤い実と一緒に撮りました。
夜になると、さらに空高く煌々と輝きました。(15:04)


そして今日も西の空低く、「水星」がひっそりと見えました。