謹賀、旧暦、「己丑年元日」。

旧暦カレンダー(21.1.26)

旧暦、新年を迎えました。
新年と言えば、『万葉集大伴家持の有名な歌を思い出します。
新(あらた)しき年の始の初春の今日ふる雪のいや重(し)け吉事(よごと)
因幡国庁の新年の宴で、国主の家持が朗々と読み上げました。
元日の今日降る雪のように、今年いいことがたくさんありますように…。
今日は冬型の気圧配置…、鳥取地方は雪になったのでしょうか。佐久地方は、時々曇る寒風・底冷えの日になりました。(6時〜7時 氷点下7.2度)
画像、旧暦カレンダー、『月と季節の暦』(月と太陽の暦制作室)です。
参考にしながら、お月さまを楽しみ、お月さまに親しんでいきたいと思います。
『旧暦 スローライフ 歳時記』春節の項から一部引用します
現代中国では、新暦の元日を新年といい旧暦の元日を春節という。ともに国で定められた祝日となっている。春節は、旧暦時代の立春正月という考え方を受け継いだ行事だ。この日、人々は爆竹を鳴らして、新年よりも盛大に祝う。(以下略)
日本でも、神戸や長崎、横浜などの中華街で、春節祭が行われます。今日、テレビで、放映しました。
実生の「プリムラ・シネンシス」です。花芽が上がり蕾も膨らんで、花が楽しみです。

昨年2月、鼻顔(はなづら)稲荷神社の初午祭の露店で、鉢花を求めました。夏ごろまで、楽しんだあと、こぼれ種から芽生えたものです。
因みに、属名の「シネンシス」とは、「中国の」の意味です。雲南地方が、原産地だそうです。

冬枯れで、野鳥たちは餌探しが大変のようです。今日も野鳥のオンパレードでした。
ヒヨドリは、霜枯れたウメモドキの実を啄ばみ、ツグミは、地面をあさり…。スズメ、メジロシジュウカラ…。
ジョウビタキも来ました。
急いでカメラを向けましたが、残念、ピンボケです。
「紋付鳥」、白い紋付は、はっきり写りました。