飯盛山(白虎隊)、鶴ヶ城、野口英世生家などを見学。

「キブシの青い実」(飯盛山)(21.

8:30にホテルを発って、会津若松の「飯盛山に向かいました。
有名な「白虎隊」が壮絶な自刃を遂げた場所です。
上り口に着いて、「スロープコンべア」に乗り一気に山を登りました。
19隊士の墓前で、自刃の様子をしんみりと聞きました。
近くの「キブシ」の木に、青い実が数珠状に下がっています。なぜか、少年たちの無念が感じられました。
自刃の現場に石段を下りて、南方遠く鶴ヶ城」方面を望みました。これだけ離れていたら、少年たちが市中の火災を見て、城が落ちたと誤認するのも無理からぬことと思われました。
画像、「戸ノ口堰洞門」からの水は今も、滔々と流れています。

白虎隊40名のうち、すでに20名になった少年たちは、疲労と空腹に耐え、猪苗代湖の水を会津へと通していた「戸ノ口堰洞門」をくぐりぬけ、飯盛山へとやっとの思いでたどり着いたのでした。
記念館も見学して、「鶴ヶ城に向かいました。
上杉景勝直江兼続も居城したことがあり、コンクリート造りの天守閣には、大河ドラマ天地人」の特別展示もありました。
天守閣から、「飯盛山」方面を望みました。


野口英世の生家」には、以前に2回訪れた記憶があります。
周囲の変化があまりにも大きくて、驚きました。
画像、母親の野口シカが植えたという「桑の古木」が当時を偲ばせてくれます。
ラベルに「ロソウ」とありましたが、漢字で、「魯桑」と書くことが分かりました。桑の1品種のようです。
「記念館」は、もっとゆっくり見学したかったです。
磐越自動車道の車窓から、母親シカが深く信仰した「中田観音」(新鶴)方面を仰ぎ見ました。

そして、「西会津PA]で、「ヒメサユリ(姫小百合)」に出会うことができ、感激しました。
3年前には、反対車線側のPAで数株見ましたが、今回はたった1本だけ…。
どなたが世話をしているのか、里での栽培はやはり難しいようです。
いつか、南郷町などの自生地での群生を、観賞したいものです。
2日間の走行距離は、約850km。
家に着いたら、8時半を回っていました。