曇りのち日本晴れ、爽やかないい日でした。

部分的に黄色くなったイチョウの葉(2

朝のうちは曇り空、4時に8.2度。
晴れ間が出てきても、なかなか雲が切れません。これでは無理です。「八月二十七日」の細いお月さまを見たいんですが…。
今日は10月のFm放送で、イチョウ」の話をする予定です。裏の道で、「イチョウの木」の様子を観ました。葉はまだ緑色…。よく観ると、部分的に黄色くなっています。不思議です。どんな絡繰りによるんでしょうか?
10時頃から、雲一つない日本晴れになりました。佐久平駅近くのJR小海線の高架下、「ナナカマド」が青空に映えています。

このような青空では、太陽に近い細い細い「お月さま」は、空に出ているはずなのに見えません。眩しくて眩しくて、とてもじゃないがあきらめました。
今日のFm放送内容の概略を記します。
秋の「黄葉」が美しい「イチョウ(公孫樹)」
(1)漢字(中国名)は、「公孫樹」「鴨脚樹」。和名、「イチョウ」は、「鴨脚樹」の中国読み「イーチャオ」の転訛という説。
(2)生きた化石・古代植物、「イチョウ」。
   1科、1属、1種の裸子植物。落葉性の大高木。
(3)葉の特徴は、二叉分枝・遊離脈。これは、原始的な植物の性質。
(4)平瀬作五郎が発見、「精子による受精」。
   発見につながったイチョウの大木が、小石川植物園に現存している。
(5)文学や絵画などのモチーフ。
   ゲーテの詩。
   これはもともと/1枚の葉が/裂かれて2枚になったのでしょうか/
   それとも2枚の葉が相手を見つけて/1枚になったのでしょうか/
    与謝野晶子の短歌。
   金色のちひさき鳥の形して 銀杏(いちょう)ちるなり夕日の岡に
   宮沢賢治童話。「いてふの実」
   俳句の季語。「銀杏(いちょう)散る」 「銀杏(ぎんなん)の実」 「銀杏黄葉(いちょうもみぢ)」など
(6)秋の味覚。薬効ある「銀杏」 薬効は、沈咳、去痰、夜尿症

帰り道に、「カツラ(桂)」の紅・黄葉を集めました。もう、甘い香りがしていました。
家に戻って並べると、なかなか美しいものです。
   
午後3時に、18.5度。
気持ちがいいので、板塀に一部、ペイントしました。