「上雪(かみゆき)」、約10cmの積雪。

ポストの上の、雪の粒。(25.2.13)

日付が替わった頃から、小雪が降り始めました。
この冬、何度目かの「上雪(かみゆき)」です。「南岸低気圧」に寒風が吹き込み、内陸の佐久地方に降る「春型の雪」です。長野県北部地方に季節風によって降る「冬型の雪」に対しての佐久地方の方言です。
積雪は約10cmほどでしょうか、7時半頃から雪かき作業…、春型の雪にしてはサラサラした粉雪で、能率が上がりました。
画像、郵便ポストの上に降った雪の粒です。
小学生が登校して行きます。8時前には、小降りになりました。

アメダス、最低気温は氷点下3.7度(2時)、冷え込みは緩みました。
予想最高気温は、5度(プラス3度)、日差しがあれば路面の雪は融けそうです。

「賢治を読む会」で、佐久市立中央図書館に出かけました。
「いてふの実」を読みました。
イチョウ・公孫樹・銀杏、面白い呼び名…、漢名の「鴨脚樹」は「いーちゃう」と発音するか…。葉脈は「二叉分岐」、裸子植物という原始的な植物、なかなかに興味深い植物です。
アメダス、最高気温は4.7度(15時)まで上がりました。
空もすっきり晴れました。
夕方、西空には「正月四日」のお月さまが、「海に浮かんだ船」を思わせます。(17:45)


家と一緒に撮ると、月の高さ、大きさ、傾きなどがよく分かります。(17:51)
お月さまが、海に浮かんだ船のように見えます。
それは、月が水平に傾いているからです。
「夜空の海を月の船が」という記事(朝日小学生新聞)を、執筆者の『月と季節の暦』制作者でもある志賀勝さんからいただきました。一部を引用・紹介します。
空に船が浮かんでいる?!そんな光景を見たことはありませんか?実は、三日月が船形になって天の海の中を行くように見えるのです。
三日月は秋には立った形ですが、これからの季節、だんだん横に寝てきます。
〜(中略)
万葉集を代表する歌人のほとり柿本人麻呂の歌に「あめのうみに 雲の波立ち 月の船 星のはやしに こぎかくるみゆ(天の海に雲の波が立って、月の船が星の林にこいで行きかくれるのが見えた)」があります。
月を船だと感じたのは、こんなに古くからなのですね。〜(以下略)
夜になってからも、「月の船」は「空の海」に浮かんでいました。(19:08)

「月の船」は、ガレージの屋根は島、月の船は空の海に浮かんでいます。(19:11)

お月さまは、さらに西空低くなりました。(19:58)

夜が更けて、気温が下がってきました。
またまた、長野県全域に「低温注意報」が出ました。