「十三夜」に曇りなし…。

鉢替えした「プリムラ・マラコイデス」

今日は、旧暦、「九月十三日」。「十三夜」のお月さまの観望が楽しみです。
6時の気温、5.8度。
霜もなく、天気予報どおり朝から穏やかな快晴です。
午前中は、ネット検索でエコポイントの申請書をつくったり、写真をプリントして返礼の便りを認めたり…。
午後は、好天気に誘われて外仕事…、実生から育てたプリムラ・」マラコイデス」を鉢替えしました。おばあちゃんや娘の家に、プレゼント用です。
快晴、穏やかなお天気で、気温も上がりました。
午後2時の気温、20.9度
午後3時を回ると、東の空に「十三夜」のお月さまが昇りました。
里桜の紅葉と一緒に撮りました。(15:50)

青い空に、お月さまが輝き始めました。(16:36)
日が落ちて、お月さまがほんのり輝いて、「十三夜」の本番です。
(17:16)

読売新聞のコラム、10.17付け「倉島厚 季節のアルバム」から「十三夜のコオロギ」を一部引用します。
〜その年私は本紙全国版に週1回担当していた「四季の便り」で、「七月 野に在り 八月 宇(軒下)に在り 九月 戸に在り 十月 蟋蟀(コオロギ) 我が牀下(しょうか=床の下)に入る」(詩経)などを引いて、生物季節の終末現象について記した。
〜「こうろぎよ なれも無事にて 後の月」(笠翁)〜 

そう言えば、虫の音はすっかり途絶えてしまいました。

また、上杉謙信は、「九月十三夜」という漢詩を残しています。

霜満軍営秋気清   霜は軍営に満ちて 秋気清し
数行過雁月三更   数行の過雁 月三更
越山併得能州景   越山併せ得たり 能州の景
遮莫家郷思遠征   さもあらばあれ 家郷遠征を思ふ 
9時を回って「十三夜」の月は、天空に煌々と照っています。