ぐんと春めき、「マンサク」の花芽がほころび始めました。

ほころび始めた、「マンサク」の花芽(

冷え込みが緩んだことが体で分かりました。6時の気温、氷点下1.8度
起きて東の空を見ると、ほんのりと朝焼け…
枕草子』の「春はあけぼの…」が思い浮かびます。
日中も晴れて暖かくなり、ついつい外に出てみたくなりました。「携帯」の無料点検に…それとカメラ屋で、満杯になった画像メモリーをCDに入れてもらったり…。
草木の芽の様子も変わってきました。
画像、あれほど固く閉じていた「マンサク」の花芽が、今日見るとほころび始めていました。

枯れ葉が落ちずに付いたままの、この「マンサク」は、正しくはシナマンサクと思われます。
シナマンサクは日本原産のマンサクと比べて、全体的に大きめで、花も大きく見応えがあります。葉も大きく、厚ぼったく、ほかのマンサクよりも枯れ葉が多く残ります。」という説明がありました。
これからの完全な開花が、おおいに楽しみです。
トチノキ」の冬芽は、まだ固く閉ざされていました。

日中も、ぐんと春めいて気温が上がりました。
午後3時の気温、16.0度
それに、北西〜北東の風向であることもちょっと意外でした。

「正月十日」のお月さまは、お昼頃には東の空に高く昇りました。
6時を回っても、まだ東の空高くかかっていました。(18:03)

「十日の月」と言えば、宮沢賢治の童話「オツベルと象」にも登場します。
〜オツベルはすこしひどくし過ぎた。しかたがだんだんひどくなったから、象がだんだん笑はなくなった。時には赤い竜の目をして、じっとこんなにオツベルを見おろすやうになってきた。
ある晩象は象小屋で、三把の藁をたべながら、十日の月を仰ぎ見て、
「苦しいです。サンタマリア。」と云ったといふことだ。
こいつを聞いたオツベルは、ことごと象につらくした。

つらい象は、こんな「十日の月」を仰ぎ見たのだろう。