日照は午後にわずか、寒い一日でした。

春を呼ぶ「迎春花(黄梅)」、蕾。(2

朝5時にラジオで、「昼は晴れ、夜は西から次の雨…」と気象のポイントを聴きました。
佐久地方には今朝も「濃霧注意報」が出され、新聞を取りに外に出てみると雪がちらちらしていました。
5時の気温、氷点下1.6度
植物たちは、まだ融け切らない雪の帽子を被っています。
画像は、オウバイ(黄梅)の蕾です。
満州娘」という昭和13年生まれの歌、You-Tubeで聴きました。
「わたし16満州娘、春よ3月雪解けに、インチュンフォアが咲いたなら、お嫁にゆきます隣村…」
歌われている「インチュンフォア」とは、オウバイ」のことなのです。
「迎春花」の別名が示しているように、春を呼ぶ嬉しい花なのです。
3月に入り、「アオキ(青木)」の実も赤実を増してきました。
こちらも雪の帽子を被っています。真っ赤な実になるのは何時か…、楽しみにしています。

日中も気温は上がらず、午後わずかに日が差しましたが、午後2時の気温、2.2度がやっとの寒い日でした。
予報では、明日あたりからまた雪が降るようです。
今日、宮沢賢治記念館通信」が送られてきました。
巻頭に、詩「くらかけ山の雪」(宮沢家本)が載っています。
たよりになるのは
くらかけつづきの雪ばかり
野はらもはやしも
ぽしやぽしやしたりくすんだりして(くすの漢字が変換できない)
すこしもあてにならないので
(以下略)
「ぽしゃぽしゃ」が、どんな形容なのか? 霙(みぞれ)のような雪かと想像したら、1月に詠んだ詩なので、理解できません。
ところが、ほかの詩「手簡」には、雨がぽしゃぽしゃ降って…(以下略)があり、ますます分からなくなりました。