夏には珍しい、冷んやりと清々しい朝です。
テレビ各局は、早朝のサッカーでデンマークを破り決勝トーナメント進出を、盛んに報じています。
外に出てみると「ロリポップ」ユリが初めて咲いて、勝利を祝福しているように見えました。
アジアンティック系のスカシ百合で、２色咲き（バイカラー）が魅力的なユリです。もう１０年も前に、富士見の百合園で３本１０００円で求めたうちの１本です。だいぶ株が弱ってきたようで、そろそろ更新しないと…。
それに、「マルバアサガオ（丸葉朝顔）」の花も、第１号が咲きました。
代表的な「短日性植物」なので、こんなに早く咲くとは意外でした。
今年は数多く育て、グリーンカーテンにして楽しむつもりです。
午後の長野市の会議に、１１時頃家を出て高速バスで向かいました。
長野市の最高気温予報は３２度とのこと…。覚悟して降り立つと、湿度が低いためか、からりとした感じでした。
長野駅前に、それと会議の会場にも、「シナノキ（科木）」の花が咲き始め、ほのかな甘い香りを漂わせています。シナとはアイヌ語で縛る意とか…。丈夫な繊維が使われていたようです。
花は目立ちませんが、へら形の苞葉も面白いです。花蜜が多く蜜源樹として知られています。信濃の国にはたくさん「シナノキ」が生育していたようです。
夕方は曇り、「五月十四日」のお月さまは姿を見せてくれませんでした。
その代わりに？「オオマツヨイグサ（大待宵草）」が今夜も咲きました。
夜が更けてから、ようやくお月さまが東の空に姿を見せてくれました。でも、うすい雲を透かして、ぼんやりしています。
（２１：２５）
