今年初の「雪空」になりました。

冬越し準備の「シャクナゲ」の花芽。(

雨は上がって、地面に水たまりが、そして、どんより曇り空…。
テレビでは、札幌大通公園の初雪を流しています。
長野県の山地でも、雪予報が出ました。
画像、「ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)」の花芽が、しっかりと冬越しの準備です。
これから、長野市松代の出かけます。晩秋の「川中島古戦場」は…。楽しみです。
一同が集まって、先ず国の史跡指定「海津城」へと向かいました。武田信玄が、上杉謙信と戦うための拠点として築かせた城です。今までに何度か訪れましたが、城門や石垣が復元され、往時をほうふつとさせてくれます。
城門を離れた「三の堀の跡」、「兵どもが夢の跡」…、哀れを感じました。

続いて、「真田邸」です。リーフレットに、ー国史松代城跡附新御殿跡ーとあります。146歳のお色直し、整備が完了し一般公開されたばかりです。テレビでも放映されて、観光客が多く、賑わっていました。
見事な庭園を、中から観賞することができました。以前は、外から中を見たのですが…。

文武学校」は、松代藩が設けた学問と武道の学び舎です。
ボランティアガイドさんが懇切丁寧に説明してくださり、往時を偲ぶことができました。文学所、剣術所など、厳寒期でも暖房などは十分でなく、厳しい学習環境だったと思われます。
校地に、珍しい樹木「コルク樫」の大木が聳えていました。
これも、外国を知るための教材だったと思われます。
学んだ藩士の子弟たちも、見上げたことでしょう。

「象山(ぞうざん)神社に向かいました。公武合体論者、佐久間象山…、蟄居中の象山を吉田松陰高杉晋作が訪問したとのこと、信じがたいほどの大人物であることに改めて思いをいたしました。
「旧横田家住宅」では、中級藩士の暮らしぶりがうかがえました。

夕方近く、北風が吹いて、気温がぐんぐん下がり始めました。
お宿は、松代温泉国民宿舎松代荘です。武田信玄隠し湯とか…。
以前にも訪れました。評判の良い温泉で、身も心も温まりました。