「キチジョウソウ(吉祥草)」が、寒風に耐えています。

「霜月二十日」の残月。(22.12.

クリスマス寒波、典型的な冬型のお天気が続きます。
浅間連峰八ヶ岳連峰などは雪雲で覆われていますが、見事な青空が広がっています。
画像、昨夜の「霜月二十日」のお月さまが、西空高く残っています。赤松の梢と一緒に撮りました。
(7:41)

今朝も随分と冷え込みました。「シモバシラ(霜柱)」の株元まで行ってみると、確かに「氷花」はありました。
意外にも、あまり美しくはありません。のっぺりしていて、全体が凍ったままのようです。
冷え込みが続いて、土が凍り水分を上げなくなったのかも知れません。又,来シーズンのお楽しみとしましょう。

テレビで「趣味の園芸」を見ていたら、和の植物とか、Jプランツなる用語が聞かれました。なかなか面白い名前だなと感心しました。
その仲間と紹介された「キチジョウソウ(吉祥草)」、緑の葉と花が、寒風に耐えていました。

この縁起の良い名前、その由来は、花が咲くことが少なく、家に吉事があると咲く…。からとか…。『ブリタニカ』に興味深い記述がありました。一部を引用します。
〜インドにおいて祭祀の際に地面にまいて祭場をつくるのに用いられた。釈尊が悟りを開いたときに菩提樹の下に、この草を敷いて座したともいわれる。〜

今夜、「十一月二十一日」のお月さま、夜が更けて昇りました。(23:03)

夜空は晴れ渡り、月光に負けずに「冬の大三角」が輝いています。明朝も、冷え込みそうです。