また、お天気が変わりそうです。

「マキシラリア・ピクタ」鉢花。(23

天気予報では、低気圧の発生を告げています。
明日あたり内陸では、南岸低気圧による「春型の雪」がまた心配になります。
春のお天気と…」、目まぐるしく変わるのが春のお天気の特徴です。
室内では、花々が逸早く春を感じさせてくれます。
画像、「マキシラリア・ピクタ」の鉢花です。
一昨年に求めたもので、花着きがよく丈夫なので気に入っています。
マキシラリアの名は、ラテン語「あごの骨」に由来します。横から見た花の一部分を口を開けた昆虫の顎に見立てたものです。
イベリス」の鉢花を見ると、やはり春を感じさせてくれます。以前から、「イベリス・ブライダルブーケ」英名、「キャンデータフト」の名で親しんできました。画面の左側に見える花の無いものは、屋外で冬越し中の同一種です。


ラベルには、「イベリス・センペルヴィレンス」とあるので、別種かなと調べてみると、学名で、同一種のようです。
イベリス」は、原産地のイベリア地方、つまりスペインのことです。3年前にスペインを訪れたとき、アルハンブラ宮殿の植え込みに咲いていて、感心したことを思い出しました。
英名は、砂糖菓子の連想から…、ブライダルブーケは、そのものズバリですね。もっとも近年は、白色ではない園芸品種も出回っているようですが…。
和名、「トキワナズナ」は常緑のナズナ(薺)の意味でしょうか。アブラナ科の特徴、4弁と4強雄しべが見て取れます。ただし、歪んでいるので「まがりばな」の名も…。
花言葉:心を惹きつける 柔和 
詩人、宮沢賢治は、花壇設計を手がけた専門家としても有名です。
その設計図の中に「イベリス」を見たとき、改めてこの花を見直しました。

午後になって、空はすっかり雨雲で覆われました。
「正月八日」のお月さまは、うす雲を透かしかろうじて見ることができました。(17:45)春の朧月でした。