トルコの国花は、「チューリップ」。

イスタンブールのチューリップ花壇。(

イスタンブール市街の花壇には、チューリップやパンジープリムラ、デージーなどが植えられていました。
「チューリップ祭」も行われるようですが、まだ時期が早いようです。
品種によっては、まだ蕾の状態です。

チューリップが、トルコの国花であることを知っていましたから、期待していました。
画像は、マルマラ海沿い、国際空港に向かう道路脇の花壇です。
『ブリタニカ』を一部引用します。
チューリップ(tulip) ユリ科多年草西アジアの原産とされトルコ地方で古くから栽培された。のちにヨーロッパに渡り主としてオランダで多数の品種が作出された。〜(以下略)
なお、原種チューリップは、トルコの西部に野生しているとのことです。

ところで、トルコのお土産として求めたい品物がありました。
サイズの小さいお土産用の「イズニック・タイル」です。
紹介文に、伝統のイズニック・ブルーとアルメニア・レッドと呼ばれる赤絵の具で彩色した装飾タイル。チューリップなど草花の文様も昔ながらのもの。と、あります。
エジプシャン・バザールで、チューリップ文様・額縁付きを求めました。

帰宅してから、梱包を解きました。これで、トルコの思い出になります。

「トルコの国花」、ネット検索の一部を引用します。
チューリップの語源は、「トルコ人のくちびる」である。チューリップの花びらの一番上がトルコ人の唇に似ているからそう呼んだ。“テュルク、リップ”を速く言ってみよう。
“テュルクリップ、チュルクリップ、チュルリップ、チューリップ!!!”
また、チューリップと並んでタイルに登場する花はカーネーションカーネーションは、イスラム教の中で天国を意味する花だそうだ。ブルーモスクやトプカプ宮殿、レストランでは中国から影響を受けたタイルがたくさんある。偶像崇拝が禁止されている宗教を持つ国(トルコは現在では政教分離)では、タイルなどに願いを込めていたんだろう。

チューリップの語源として、「ターバン」説を聞いたことがあります。
現地のガイドに尋ねたところ、そのような説は知らないとのことでした。