玄関先にわずかに雪が舞い積もって、クリスマス気分です。
しかし、意外に暖かな朝で、アメダス最低気温は、氷点下0.6度(8:00)。
日中は気温が上がらず、昨日比マイナス6度ということです。
庭先の「コトネアスター(車輪桃)」は、赤い実と緑の葉のクリスマスカラー、雪の綿帽子も被っています。
部屋には、クリスマスカラーの「ポインセチア」と「サザンクロス」の花が…。
これで来年まで、「クリスマス」とはさようなら…。
久しぶりに「ひろば」に立ち寄りました。
南斜面の雪は消えて、草木は冬越しの真っ最中…。
「日本スイセン」も、寒さに耐えています。
「カレンデュラ」は、「冬知らず」の名のとおり、花を咲かせています。
寒風が苦手な「シャリンバイ(車輪梅)」や「アシタバ(明日葉)」は、寒冷の佐久地域では、霜避けが必要と思われます。
大形のビニールハウスで預かっていただくことにしました。
午後、Fm放送で、「折鶴」を吊るす「オリヅルラン(折鶴蘭)」を話しました。
(1)蘭を思わせる、常緑草本
南アフリカ原産。ユリ科の多年草。
日本には、観葉植物として園芸品種が明治時代初期に渡来。
「折鶴」の部分は、葉の間から出たランナー(匍匐枝)の先端に生じた子株。
春から夏、ランナーの節に白い小花を数輪咲かせる。
実が熟すと、種子が散布される。
(2)親しまれる「斑入り葉」種
葉の中心に白い筋の入る「中斑折鶴蘭」、葉の外側に白い縁取りが入る「外斑折鶴蘭」。
CD曲:星の界(よ) (合唱団TOKIO)
(3)殖やし方は、株分け法
種子による育苗は、発芽率が低く一般には行われません。
しかし、実生による苗親と異なりどうなるか、大いに楽しみ。
一般的な方法は、株分け。子株は、すでに根が出ていて分離し易い。
根が白く太いので観賞価値があり、透明容器で栽培しても面白い。
水分をたっぷり含んだ多肉質の根は、乾燥に非常に強くて育て易い。
「ひろば」にも、夏の間、露地栽培しても面白い。
(4)多様な観賞の仕方。
学名・属名:Chlorophytum 緑色の植物の意
クロロフィル(葉緑素)と同じ語源で、優しい緑色の葉が魅力的。
長く伸びるランナーは、吊り鉢(ハンギング)や、庭や花壇の縁取り、グランドカバーに。
下の写真に、果実が見えます。
すらっとした葉の姿は、洋風にも和風にもアレンジできる。
◯ 花言葉:集う幸福 祝賀 守り抜く愛 子孫繁栄
◎ 折鶴蘭で、お正月の部屋を明るく飾り、新年を祝いましょう。
「霜月四日」のお月さまが、空高くかかりました。(16:56)
空がすっかり暗くなると、一層輝きを増しました。(18:22)
伊達政宗の月形の前立て、太さを比べると、やはり昨夕の「三日月」が相応しい。
アメダス、最高気温は2.4度(11:00)、その後はぐんぐん下がり続けています。
明日の朝は、厳しい冷え込みになりそうです。