朝から清々しい気分でした。

「平泉」が世界遺産に。(23.6.2

今朝も梅雨空…、小雨に煙っています。佐久地方には、濃霧注意報が出ています。
そんな鬱陶しさを吹き飛ばしてくれる嬉しいニュースが、報じられました。「平泉」が世界遺産に登録されました。

被災地、東北の人たちを勇気づける明るいニュースでした。
仏教の浄土を彷彿とさせる、「毛越寺の庭園」…。

また、訪れたいものです。
中尊寺には、宮沢賢治の碑が建てられています。拝観受付所の裏、金色堂への登り口にあります。
七重の舎利の小塔に/蓋なすや 緑の燐光/大盜は銀のかたびら/おろがむとまづ膝だてば/赭のまなこたヾつぶらにて/もろの肱映えかヾやけり/手触れ得ぬ舎利の寶塔/大盜は禮して没ゆる
この詩碑は、金色堂建立八百五十年祭を記念して建立。
賢治は盛岡中学四年生の修学旅行のおり中尊寺で数首の短歌を詠んでいる。碑文は、後年文語詩に改稿したもの。
と、解説があります。
この大盜とは源頼朝のことである、との説を聞きました。