ようやく、天気が変わる兆しです。

「アカマツ(赤松)」の説明板。(24.1

天気予報では、「午後から曇って、夜遅くから雪…。」4日に降ってから2週間ぶりと、言うことになります。カラカラに乾燥して空気も、これで一安心…。
朝のうちはよく晴れて、気温が下がりました。
東の空には、「十二月二十六日」の細いお月さまが輝いています。
見事な「逆さ三日月」です。

(6:43)
旧暦、今年最後の「十二月」、お天気具合からして、最後のお月さまになりそうです。

今日は、1月のFm放送日。佐久平駅の局に出かけました。
途中のJr小海線高架下で、松の木を見上げていると、近くに居合わせた男性が「何をしているのですか」と声を掛けてきました。その方は盆栽を趣味にしているとのことでした。
これから放送する内容などを話すと、「放送を聴きます。」と、話してくれました。
今日の内容は、お正月の「松」は過ぎましたが、お目出度い、日本人好みの「松」についてでした。
駅前の植え込みには、「アカマツ(赤松)」と「タギョウショウ(多行松)」がたくさん植えられています。
佐久の厳寒期、冬景色の中で、常緑樹の「松」は見応えがあります。
(1)「マツ(松)」属・仲間の総称。
   北半球の温帯を中心に約100種。日本には10種が分布。
(2)神が宿る木、「マツ(松)」 神の降臨、依代
(3)庭園樹や並木の「マツ(松)」
   『万葉集』に、「わが宿のマツ」
   『徒然草』に、「家にありたき木は松、桜。松は五葉もよし」
   神性が減じて、人工的に植栽が進む。
   先駆植物(パイオニアプランツ)
   珍しい三葉の松、「リギダマツ」、「白松」
(4)万葉集に、七十九首、八十一首とも…。
   一つ松 幾代か経ぬる 吹く風の 声の清きは 年深みかも
                   (市原王)
(5)生薬名、「松脂」『佐久の薬草』参照
   薬効:皮膚刺戟作用 リューマチ 神経痛
   「末の葉湯」

午後から、本格的に曇り底冷えがしてきました。(アメダス表示、最低気温は氷点下9.0度、最高気温は6.6度)
そして、夜にはチラチラ雪が舞い始めました。
テレビの天気予報で、降雪予想がでました。
長野県佐久市辺りは、見事に降雪の範囲に入りました。
明日の朝は、雪かきになりそうです。早めに休まないと…。