「霧氷」に覆われた里山。

放射熱を期待した、物干し。(24.1.24)

積雪があるかどうか、心配と安心が半々で起き出しました。
外に出てみると、やっぱり雪はありませんでした。昨夜の天気予報画面で、内陸部・佐久市の部分は、雪降りが予想された北陸・新潟方面や、関東から外れていたからです。
今日の予想最高気温は、氷点下1度(マイナス5度)と、「真冬日」が表示されました。それでも日差しがあるので、軒先に「バスタオル」を干しました。気温は低くても、放射熱による乾燥を期待したのです。
近くの里山「平尾山」(1,156m)を見上げると、雪が降らないのに全山の木が真っ白です。気象用語で言う「霧氷(むひょう)」です。空気中の水蒸気が、霜になったものです。

佐久地方の方言では、「木花(きばな)とか「なご」と呼んでいます。
厳しい冷え込みの朝に見られる現象で、発生には水蒸気が多いことも条件です。霧氷は、国道18号の軽井沢付近で、この時期によく観られます。また、霧が発生するような川辺にも、見事な霧氷が見られます。
庭の木に、珍しく「カワラヒワ(川原鶸)」がやってきました。実を啄むわけでもなく、じっと止まっていました。
 
無事に、厳寒期を乗り切ってほしいものです。
今夕は、「睦月二日」の細いお月さまを期待しでいました。
月の入り時刻の18:10(長野)の20分ぐらい前まで粘りました。宵の明星(金星)は、西空高く、輝いていましたが、残念諦めました。明日の「三日月」さまは、絶対に観るぞ!!
今日、「真冬日」はかろじて免れました。
アメダス表示、最低気温は、氷点下6.5度。最高気温は、0.1度でした。