雷鳴が轟き、雹が降りました。

薄日を受けて咲く、「ナニワズ(鬼縛り

昨夜のうちから、今日の荒れ模様が報じられてていました。起きてみると、冷え込みもなく、穏やかな春の朝という感じでした。「嵐の前の静けさ」なんでしょうか…。
画像、軒下の「ナニワズ(鬼縛り)」の花に薄日が当たっています。

これも軒下の、シソ科の「ホトケノザ(仏の座)」の花です。
観賞価値のある可愛らしい花、名前もお気に入りで、栽培しているものです。
日当たりの良い土手などでは、2月のうちから咲いていましたが…。

妻には、「雑草を育てているなんて…」と、呆れられています。
でも近くで観ると、感心するほど美しい野草です。
因みに「春の七草」の「仏の座」はキク科の「コオニタビラコ」です。こちらの花も楽しみです。

昨日とは別に、「カタクリ(片栗)」が発芽していました。
芽と言っても、丸まり強度を増した「葉の一部」です。
太めなので、2枚葉の可能性があります。花が咲くといいな…。
午後には、風はさほどではありませんが、雨が激しくなりました。テレビは、全国各地の暴風を報じています。佐久地方は、このまま過ぎるのかなと楽観していました。
ところが、6時少し前、突然に雷鳴が轟き、激しい降りになりました。庭を見ると白いものが…。「雹」です。見ると、落下中の「雹」も白く写っています。

この時、「寒冷前線」が通過したものと思われました。
今日のアメダス、最低気温は0.1度(5時)、最高気温は11.1度(13時)。15時〜21時のトータル降水量は、13.5ミリ。最大風速は、6メートル(18時)でした。
いつも、こんな筈がないと不思議に思うのは、佐久市の風速が低いことです…。
今夜も21時過ぎには、もの凄い風が吹いて家まで揺れました。それなのになぜでしょう?
10時を回って、嵐は過ぎ去ったようです。外に出て見ると、雲が激しく動いて、「弥生十三日」のお月さまが見え隠れしていました。(22:27)