「真夏日」に、環境浄化液作り。

「リョウブ(令法)」の花。(24.7.17)

梅雨明けが発表され、夜間も気温は高めに推移したようです。高原の佐久市では、夜間に窓を開けたまま休むことは、考えられません。ところが起きてみると、網戸の状態でした。アメダスの最低気温は、夜半に12.8度。その後、気温が上がり続けていたのでした。
画像は、佐久平駅前のミレニアムパークで観た「リョウブ(令法)」の花です。これも、真夏を感じさせる花です。漢名:令法の名のように、昔は、取り決めによって食料保存したと言います。


「リョウブ(令法)」の幹は、樹皮がなめらかです。木のぼり上手の「サル(猿)」も滑る…。「さるすべり」とも呼ばれるのは、「ヒャクジツコウ(百日紅)」が、そのように呼ばれるのと同じ理由です。
『ブリタニカ』から一部を引用します。
〜夏の初めに、白色5弁の小花を穂状に多数つける。わずかな芳香を有し蜂なども多く飛来する。幹は床柱材、また優良な木炭材となる。若葉はゆでたり、りょうぶ飯として食べられ、救荒植物となる。〜
広辞苑』には、古名、はたつもり(畑つ守)があります。


真夏の一日のお天気は、まず曇りから始まります。驚いたことに、咲いたばかりの「マルバアサガオ(丸葉朝顔)」の花が、早くも萎みかけていました。これから開くはずはないが…、半信半疑でいました。「ちょっと変だね…」と、妻も気づいていました。やっぱり、しばらくして、完全に萎んでしまいました。
薄日なのに、だんだん気温が上がってきました。今日は、風も弱く蒸し暑い感じです。
去年の今頃、山梨県小菅村に出かけて、「えひめAI(あい)」という環境浄化剤について、学んできました。
今年は、夏休みの自由研究のお手伝いをする計画です。梅雨明けして、温度条件がよくなったので、予備実験を進めました。


砂糖、ヨーグルト、ドライイースト、納豆を混合し、35度に保温して発酵を促す…。
直射日光を当てておけば、35度が保たれるというわけです。
これなら、太陽熱利用、究極のエコ製法と言えます。

午後は、曇って日差しがありませんでした。それでも、夕方頃には発酵がほぼ収まりました。明朝、水を加えてボトルを満杯にすれば、「えひめAI」の出来上がりです。
今日、アメダス佐久市の最高気温は33.9度(14時正時)。(正時でない)最高気温は、34.7度。ウーンもうちょっとで「猛暑日」か…。