真夏日、映画を観賞してきました。

生命力漲る「ヒマワリの頭花・蕾」

「梅雨明け三日…」、旧暦、水無月朔日(ついたち)」の今日も暑くなりそうです。
佐久地方の真夏のお天気、今朝も「濃霧注意報」です。時間がたつにつれて霧も晴れ、ジリジリと暑い日差しになります。
画像、「ヒマワリ」の頭花・蕾の状態です。内にぎっしりとエネルギーを秘め、生命力が漲っています。
グリーンカーテンの「朝顔」を眺めていたら、蔓の巻き方、蕾の巻き方の問題が頭を過ぎりました。
現在の約束では、「蔓は右巻き、蕾は左巻き」ということです。

若い頃は、この逆の巻き方として、何の疑いもなく覚えていました。蔓を上から見下ろして反時計回りだから、左巻きであると…。
現在では、下から見上げて時計回り、つまり右巻きであるとします。物事は「上から目線」でなく、「下から目線」で、蔓の身になって伸びて行く方向を見る…。何か、教訓めいていますね。
午後は、いよいよ暑さが募ってきました。今日の行動計画の名案…、避暑に最適な場所は?そう、映画館です。
7日から始まっているロードショー、グスコーブドリの伝記を観に出かけました。

先日の「賢治を読む会」でも話題になり、ちょうどテキストを読んでいたこともあって、久しぶりの映画鑑賞です。何と、賢治を読む会の仲間3人にも出会いました。
案内チラシに、今こそ、この物語を世界中に届けたいー〜東北が生んだ国民的作家・宮沢賢治の物語を、今いちど届けること。現代とよく似た不安な時代を生き、自ら未来を照らす光になろうとした賢治の、魂に響く励ましの言葉が、5年の歳月をかけて作られた本作の美しく幻想的な映像で甦る。〜
冒頭に「雨ニモマケズ」が、そして、「銀河鉄道の夜」、「どんぐりと山猫」などが随所に散りばめられて、さながら賢治ワールドの再現に、最後まで惹き込まれました。
守りたいひとがいる。だから、僕は行く。」これは作品の重要なテーマであると思われます。
賢治を読む会でも指摘された、「ブドリの発心」は、まさに「献身」であり、名誉とか犠牲を超越した生き方であると、感じられました。
生前、『児童文学』の第2作として発表されました。将来を生きる子どもたちに向けて、賢治の並々ならぬメッセージが込められている作品であることを、改めて強く感じました。
今日のアメダス、最低気温は21.0度(5時)。最高気温は32.4度(14時)。乾いた暑さでした。
5時半を回って、野良回り…。ミニ水田には、ハラビロ(腹広)トンボ、「モートンイトトンボ」が、も見られました。畑では、お化けキュウリ、モロッコインゲン、などを採りました。ついでに除草も…。
下の畑から「坊ちゃんカボチャ」の初物をいただきました。
夜が更けて、急に涼しい風が吹き込みました。