Fm放送で、「マツバギク」を話しました。

朝日が、アパートを照らす。

雨上がり、清々しい気持ちのよい朝です。
空気も澄んで、朝日がまばゆく隣のアパートを照らしています。
朝日を透かして、「パーシーワイズマン」石楠花が美しいです。
アメダス、最低気温は2.8度(4:50)、予想最高気温は20度ほどです。

今日は、午前中「えひめAI」作りの講習会で浅間地区館に出かけました。
20人ほどの参加者で、和気あいあい教え合いながら、賑やかに体験学習ができました。

建物前の花壇には、マツバギク(松葉菊)」は、早くも花を咲かせていました。

午後のFm放送で話す「花」に偶然に出会い、放送でも紹介することにしました。
厳寒の佐久で、常緑のまま冬越しできるという珍しい、貴重な植物です。
帰宅して、「えひめAI[の「ペットボトル」を日に当てて、発酵を促しました。

放送のタイトルは、輝いて咲く、「マツバギク(松葉菊)」
(1)別名は、「サボテンギク(仙人掌菊)」
南アフリカの原産。日本では、明治初め頃から栽培。
以前は、多肉植物「メセン」と呼ばれたもの。
マツバボタンはスベリヒュ科で、全くの別種。
(2)菊とは無縁の、ツルナ科常緑多年草
「ツルナ」は、「軽井沢菜」と呼ばれる野草。
アイスプラント」も、同じ仲間で、よく似ている花。
『花おりおり』(湯浅浩史)から引用。
花はキクを思わせても、他人の空似。
構造上、キクの花は、たくさんの小花が集合した花序で、対して本種は一つの花。
学名・属名は、輝くの意味。金属光沢のある花。
(3)海辺に多く、石垣が似合う花。
草丈が低く、横に広がって育つ性質、石垣から垂れ下がって咲く性質。
東尋坊」のお土産店近くの石垣で見た花が印象的。
佐久市民交流ひろば」には、白花種も植栽。
近年見られる、近縁種の「リビングストンデージー」。
(4)厳寒地で育つ、耐寒性マツバギク
ピンク色の大輪種がそれで、寒さに滅法強い系統。
雁館の佐久でも、容易に冬越しが可能、
(5)季語、松葉菊(初夏)
島や海辺が似合う花。
石垣に咲くや下田の松葉菊(阿部性しょう人)
漁家毎に松葉菊咲き城ヶ島(江川一句)
放送が終わって駐車場に戻ると、「ヤブデマリ」が花を着けていて清々しい気分でした。

「ひろば」に回ると、植栽場所が機械できれいに耕されていました。

もう一降りすれば、植えつけができそうです。ありがたいです。
アメダス、最高気温は20.4度(13時)でした。