「野菊」の季節になりました。

「ノコンギク(野紺菊)」の花。(24.10

昨夜遅く、23時頃には雨が上がりました。今日は、良く晴れる予報です。一昨日から降り続いた、今回の雨は、トータル39ミリとまとまった雨になりました。佐久地方は、年間雨量が多くありません。九州、四国地方などの多雨地方は、いかに大変かが分かりました。
画像は、野菊・「ノコンキク(野紺菊)」です。今朝は冷んやりした風が吹いて、野菊が揺れています。大好きな文部省唱歌が口をついて出てきました。
「遠い山から吹いて来る こ寒い風にゆれながら けだかくきよくにおう花 きれいな野菊うすむらさきよ 」
冷たい風が吹くようになると、いよいよ野菊の季節です。
「アワコガネギク(粟黄金菊)」も咲き始めています。以前は、野山に普通に見られた野菊ですが、近年はめっきり見られなくなりました。

子どもの頃、お風呂に入れた懐かしい草花がなくなり、残念なことです。植物図鑑に、キクタニギク(菊渓菊)」の名で書かれているのも、馴染めない思いがします。
ノジギク(野路菊)」も咲き始めました。花も葉も、可愛らしい野菊の中の野菊という感じです。

この野菊は、ずっと以前に千葉の妹からいただいた物で、当時は白い花でした。ところが、いつ頃からか薄いピンクの株が現れました。自然に生じた物でしょうか、どちらも大切にするつもりです。
午後、5時を回ってから野良回りに出掛けました。風は一段と冷たくなりました。田んぼも、取入れが済むととたんに寒々しい感じです。(17:08)

南に目を転ずると、「北八つ連山」のシルエットが、くっきりと浮かんでいます。田んぼには、水がたまっています。(17:25)

久しぶりにお月さまが出ています。
長月五日」のお月さまです。(17:24)

気温もぐんぐん下がってきました。
2本の疎抜き(おろぬき)大根と、小松菜を手に、急いで帰宅しました。
お月さまは明るくなり、地球照も確認でしました。(17:39)

アメダス、最低気温は8.7度(4、5、6時)、最高気温は15.4度(13〜14時)。夜が更けて、気温は下がり通しです。明朝は、冷え込みそうです。