「氷雨」が降ったり止んだり…、底冷えの一日でした。

「サンゴカクモミジ」の枝にたまった雨

予報通り、雨模様の朝です。最低気温は、氷点下0.4度と底冷えがしています。
気圧の谷と、前線を伴う南岸を進む低気圧による雨…」と、予報士は報じています。ということは、気温が下がれば、雪になる状況です。
朝、7時を回った頃からぽつりぽつりと降り始めました。しばらくして、薄日が差しました。
画像、「サンゴカクモミジ(珊瑚閣紅葉)」の赤い枝先に、雨粒がたまっています。
わずかに青空がのぞきました。これで日差しが強ければ、赤く輝いて名前通りなんですが…。
これから春までの長い間、ずっと楽しめます。

室内では、「シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌)・クリスマスカクタス」が開き始めました。


花色の鮮やかさは、クリスマスを飾る花の代表格です。
近年は、デンマークカクタス」のラベルが付けられて、花屋の店頭に並んでいます。
デンマークで改良された登録品種であることを、市場にアッピールしているためと思われます。
近寄って撮ったので、独特な雌しべや雄しべの形がよく分かります。

複雑な花の形が、観れば観るほど面白いです。
真っ正面からと、真横から、一個の花を撮ってみました。


また雨雲になって降ったり止んだりの天気…、外仕事ができません。
御代田町縄文ミュージアムの企画展「浅間火山」の見学に出掛けました。先日、読売新聞に記事が載り、興味をもっていました。
天明三年の噴火により、約1500人の住民が土石流にのみこまれて犠牲になった…。
埋もれていた鍋や漆器、下駄や草履などが、当時そのままに生々しく展示されていました。
ミュージアムの主任学芸員堤隆さんが、「東日本大震災以降、自然災害への関心は高まっている。地元の人に身近な火山についてよく知ってほしい」と話した。と、あります。
活火山浅間山の近くに住む人たちには、是非見学してほしいと思います。時宜を得た、とても貴重な企画展示でした。
今日は祝日、「勤労感謝の日岩村田商店街には、国旗・日の丸が掲げられていました。
改めて辞書を引くと、勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日。もと新嘗祭(にいなめさい)
新嘗祭については子どもの頃をあざやかに思い出します」、井出孫六氏も「新米を初めていただいた日。…」信毎夕刊コラム「今日の視覚」に書いています。
勤労や感謝について、全国民が本気で考えたいものです。
予報通り、夜になってから雨雲が切れてうす雲になりました。
頭の天辺に、「神無月十日」のお月さまがうす雲を透かして見えました。(19:23)

アメダス、最高気温は6.1度と、氷雨・底冷えのする寒い日でした。