「如月十六日」・「望(満月)」。

「シメ」が訪れて…。(25.3.27)

ここ連日、必ず朝の空には雲があります。
最低気温も氷点下1.9度(5時)と、冷え込みが緩んでいます。
天気予報は、一日中曇り、予想最高気温は12度(プラス3度)と、季節の移ろいが確実です。
庭を訪れた野鳥たちは、地面を突ついては啄んでいます。
いよいよ、虫たちが動き始めたのでしょうか。
ご存知、強面(こわもて)の「シメ」が水鉢に近づいて水を飲んだり、ヒヨドリ(鵯)」が飛び込んで派手に水浴びをしたりしていました。

 
ごっくん、あゝ美味しい…。

すでに10日間も…、佐久地方には、連日の「乾燥注意報」が出され通しています。
鳥だって、喉が渇くもんね…。
日中は、わずかに薄日が、カランコエ」や「リナリア」の花に差しました。

さて、今夜は「如月十六日(18:27 望=満月)」。
そう、西行法師が詠んだ「きさらぎの望月」です。
ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」
西行の亡くなったのは、願いどおり花のもと、望月の頃だった。
今夜のお月さまは、やっぱり「朧月」でした。(19:06)

「望」の時刻は、18:27。まさに真ん丸お月さまです。
アメダス、最高気温は11.5度(13時)でした。