青空に、「ハナカイドウ(花海棠)」が映える。

青空に映える、「ハナカイドウ(花海棠

夜通し、風音がしていました。
低気圧が東に去って、西高東低・冬型の気圧配置になったようです。
朝、起きて空を見上げると雲が多く、浅間連峰はすっぽり雪雲に覆われています。
大型連休前半は晴れの予報ですが、風が強いことには閉口です。9時頃になると、青空に変わってきました。
画像、「ハナカイドウ(花海棠)」の花が完全に開いて青空に映えています。

この華やかなピンクの花を見ると、唐の玄宗皇帝が愛した絶世の美女「楊貴妃を思い出させます。
というのは、楊貴妃の酔い伏した姿を「海棠の睡り、未ださめず」と、たとえたことによります。
中国では、古くから美人の形容詞だそうです。そう言われてみれば、納得!!
地面に目を転じたら、野生のサクラソウ(桜草)」がいつの間にか咲き出しました。

こちらは、和風の控えめな美人というところです。
午前中、佐久市立中央図書館に資料作りに出掛けました。
駐車場先の「カツラ(桂)」並木、葉が展開し始めてきました。
うすい赤褐色に色づいて見えました。緑色になるのも、もうすぐでしょう。
午後になると、北西の冷たい風が一層強まりました。
咲き始めたばかりの「レンゲソウ(蓮華草)」の花が、風に千切れそうです。
この風では無理…、計画した外仕事も、敬遠しました。
今夜、「弥生十八日」のお月さまは、「居待月」。
待っているには寒過ぎるので、9時、頃合いを見計らって外に出ると、東の空がほんのりと…。
見通しの良い所まで移動して、観望しました。(20:59〜21:00)


アメダス、最低気温は2.7度(4時)、最高気温は15.3度(14時)でした。
明日は、連休前半の二日目、好天を祈ります。