「半夏生」、梅雨の中休みでした。

烏の営巣避け。(25.7.2)

窓を開けると、朝日が差し込みました。本当に久しぶりなことです。
外は、清々しい風が吹き渡っています。
アメダス、最低気温は17.0度(5時)。予想最高気温は26度(プラス2度)とのことです。
窓越しに、キラッと光が射しました。見ると、電柱の風車からです。なるほど、これで烏の営巣を妨げるんだな…。
反射鏡を仕掛けてあるとは、知りませんでした。
ネット検索すると、「トリペラ」なる言葉で紹介されていました。

真夏の花、スカシユリタチアオイが咲き誇ります。

ところで今日は半夏生
七十二候の一つで、夏至の日から11日目だそうです。
田植え終了の祝日とした地方も多いそうです。
スーパーのちらしには、抜け目なく宣伝が載せられています。
蛸(たこ)の安売りです。
関西地方では、「田に植えた稲の苗が[蛸の足でしっかり根付き豊作になるように]との願いを込めて、蛸を食べる習慣があります。ほかに、讃岐地方では「うどんの日」、福井県では「焼き鯖」などの週間があります。
また、この時期にサトイモ科のハンゲ(半夏)が生ずるので、この名があるとされます。
カラスビシャク(烏柄杓)」のことです。
しばらく前には、特徴的な肉穂花序が見られましたが、今朝はやっと1本、見つかりました。(まだ、開いていませんが)

茎を乾燥した物が「半夏」で、健胃、去短痰剤になるそうです。
アメダス、最高気温は25.4度まで上がりました。
夜8時頃、蛍の観察に誘われました。
近くの用水脇で、10年間も世話をし続けている方です。
ゲンジボタル」がゆったりと、点滅を繰り返しながら飛んでいます。
足元には、こじんまりした光の点滅が…、こちらは「ヘイケボタル」と思われます。
蛍は人肌の温もりを感ずるのでしょうか、頬の辺りをかすめて飛び、歩くと着いてくるように思えました。
用水脇を約1キロ、1時間ほど堪能しました。
土曜日がチャンス、孫娘にも見せてやりたいと思いました。