予報通り雨降りになりそうで、どんより曇り空です。
早朝、雨がわずかに降ったようですが…。
画像、昨日田んぼから採ってきた「ミズオオバコ(水車前草)」の花が開いていました。
日ごろ目にすることが無いので、新鮮な美しさです。
画像、接写で撮りました。
水中の葉は、ゆらゆらとワカメかコンブのようです。
以前に育てたことのある「トチカガミ」、その花の美しさも思い出しました。
『ブリタニカ』から一部を引用します。
トチカガミ科の一年草。〜沼や溝の水中に生える。
根茎はなく、葉は根生し、茎の下部からひげ根を出す。
オオバコの葉に似ているが薄質で縁は波打っている。
8〜10月頃に、長い花柄を出す。
花の下に筒状の苞葉があり縁に縦ひだがある。
花弁状の内花被片は3枚で白色または淡紅色、雄しべ6本、雌しべ3本がある。
「ひろば」に集合、車に仲間と同乗して小諸駅に向かいました。
ガーデンと、隣の「せせらぎの丘」を訪れるのは久しぶりのこと、どちらもよく手が入っていて、楽しめました。
特に、トマト、ナス、セロリなど野菜の植栽もあり、厚みが感じられました。
何と、「チーゼル(ラシャカキグサ)」が目に飛び込みました。「ひろば」の物、花や実は来年回しです。
身近に観られなくなった「クサボケ(草木瓜)」が黄色の実を着けていました。
「ササリンドウ(笹竜胆)」が、順調に花茎を擡げていました。
視察してみて、我々「ひろば」の特色を真剣に出していくべきであると、肝に銘じました。
「在来種の植栽を、後世に伝え継ぐ責任がある。」
「もっとワイルドなナチュラルガーデンに…。」
「観察の楽しさ」、「人々の暮らしとの関わり」、「生き物同士の共生」など、植栽について、考慮すべきこともはっきりしました。
「ひろば」に戻ると小雨が煙り、「賢治ガーデン」で、「ホテイアオイ」の花を目にしました。
午後は、雨が降り続き、佐久地方には「大雨・雷注意報」が出されました。
夜食のテーブルに「秋刀魚」が…。
これもまた、季節の移ろいを感じさせます。
アメダス、最高気温は20.6度(10:30)、ずいぶん低い気温です。
雨も10ミリ以上と、まとまった量となりました。