内陸・佐久地域に「大雪警報」が。

荏胡麻のおはぎ作り。

朝、冷え込みは緩みましたが、予報通りが舞い、すでに3センチほど積もっています。
軒下の地面に見慣れない野鳥が2羽、餌を啄んでいます。
色や大きさなどから、ホオジロ(頬白)」の名を思い出しました。
野鳥たちは、雪が降れば大変…、餌を播いてやりましょう。
雪やこんこ、あられやこんこ…」、大粒のぼたん雪に変わりました。
秋に取り入れたエゴマ(荏胡麻)の種子を使って、エゴマ(荏胡麻)のおはぎを作りました。

朝食はエゴマ(荏胡麻)のおはぎ」、何とも贅沢に炬燵にあたり雪見をしながらいただきました。
独特の香ばしさと、油の栄養が持ち味です。
朝から「ひろば」のツイッターも、雪かきを心配しています。
雪が少なくなってきた、昨日の「賢治ガーデン」、また、降り積もるんでしょうか?

北斜面は全面が雪の原、膨らんだ「ニワトコ(接骨木・庭常)」の冬芽が春を待っています。

賢治作品に登場する「雪」と「にわとこ」と言えば、銀河鉄道の夜の叙述です。
一部を引用します。
〜「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたしの大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」
「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」
この叙述から、雪の朝、雪の原で元気に遊びまわる子どもらの姿が、目に浮かびます。
雪が降ったら、雪に戯れたり、雪かきを手伝ったりする元気な子どもであってほしいものです。
今日、日中は雨に変わりました。
部屋の中も底冷え、炬燵に丸まって新聞を丁寧に読んでいました。
信州大・読売講座「岳問のすすめ2」詳報 柳沢林業社長 原 薫 
荒れる里山再生へ
素晴らしい提言、一部を引用します。
山と人の健康
「松枯れ」という現象は多くの人が知っています。
松枯れの原因はいろいろあるでしょうが、一番の理由は、人が山に入らなくなったことでしょう。化石燃料が使えるようになり、人が山の木を切ることが減ると、日光が当たらず、風通しも悪くなります。
落ち葉かきもしなくなり、マツにとっても良くない菌が増えていくのです。
 ナイチンゲールは、人間が健康であるためには三つの条件があると言ったそうです。お日様の光を浴びること、風通しの良い家に暮らすこと。そして、少しの栄養。
マツが枯れている山では、これと正反対のことが起きているのです。飽食で病気になる人が増えていると言われますが、里山の森と人間はよく似ています。
信州の美しい山を残す
〜そして、林業者として、みなさんを山にいざなえるような役割を果たしていきたい。一緒に山で遊びながら、人の営みがある里山の生かし方をともに考えていけたらと思っています。

夕方に、内陸・標高が高い佐久地方には、「大雪警報」「着雪注意報」が発令されました。
テレビの気象情報も、大雪を警告しています。

明朝は、早起きをして雪かき作業…。
今朝は3時に目覚め、ラジオ深夜便・「昭和歌年鑑」43年の歌、伊東ゆかり島倉千代子などを聴いていました。
だから寝不足気味、少しでも早目に休まないと…。