「ヒイラギ(柊)」も深雪の中。

yatsugatake2016-02-03

冬型の気圧配置が緩みます…。気象予報士が告げました。
外に出ると、空はどんより曇って、「二十五日」の細いお月さまも見えません。
アメダス、最低気温が9.1度(2:40)と、)意外なほど冷え込みが厳しいのです。
今日は「節分」、明日は「立春」だというのに…。
二三日前から、スーパーのちらしは「恵方巻き」のオンパレード…。
美味しく笑門来福!招運、開運…、年々エスカレーションしているようです。
恵方巻き」とは、何だろう?今年の「恵方」南南東は、どのように決めるんだろう?
信毎夕刊コラム「風のうた」(さだまさしに書かれていました。(一部引用します)
〜どうも大阪あたりの習慣で、海苔業者のキャンペーンから流行した、あるいは花街での遊びが始まり、と由来ははっきりしない。(中略)
 では、「恵方」とは何かというと、これは陰陽道にいう「歳徳神(としとくじん)」の在(いま)す方角のこと。
十干によって導き出されるそうで、これは毎年変わる。〜今年の恵方は南南東だそうだ。
ところで、「南南東」の方角について、先日のテレビで天文台の方が、「厳密に言うと、7°ぐらいずれている…」と、説明していました。
7°のズレとは?『高島暦』・方位の解説を見て、解決しました。

歳徳神吉方」は「丙(ひのえ)」と、あります。
東西南北・16方位: 1方位は、360 ÷16=22.5
十干・24方位: 1方位は、360÷24=15
それぞれの 1方位の差が 、22.5-15=7.5
つまり、「丙」の方角は、「南南東」の方角より南へ7.5°ずれている。
「南南東」の方角が大雑把で分かりやすいが、「丙」の方角が厳密で、ご利益がありそう…。
我が家でも、昼食は「恵方巻き」と目刺しイワシでした。
鬼の嫌がる「ヒイラギ(柊)」の葉、鬼がさらに嫌がる「いわしの頭」を挿しました。

これで、今年の鬼さんには退散していただきましょう。
日中は日差しの温もりが感じられました。
アメダス、最高気温は3.0度(14:10)、でも、netatmo北側・玄関先では0度(14:10〜15:42)が最高でした。
夜には、「低温注意報」が出ました。
明日は「立春」、佐久地方のポイント予報は、佐久が氷点下11度、野辺山は氷点が20度の冷え込みです。