「マンサク(万・満作)」、ほころび始めて。

雨粒に濡れる「ピンクネコヤナギ」の花

春の嵐が通り抜け、心配した大雨も上がりました。
昨日から降り続いた今回の雨量は、トータル12ミリのまとまった量になりました。
例年だとドカ雪になるこの季節なのに、「春雨」でホッとしました。
標高が2568mの浅間山は、やっぱり白銀を装いました。

アメダス、最低気温は3.2度(0:40)と朝からプラスの気温なのに、北西の風が、体感温度を下げました。
冷たい風に震えながらも、「マンサク(万・満作)」の冬芽がほころび始め、黄色の花びらの先端が覗いています。

先ず咲くの名前に違わず…、これも、春雨のおかげです。
縁側には春の陽を浴びて、大輪の「アマリリスが咲き誇り、辺りを睥睨しています。

近寄ると、雄蕊や雌蕊・柱頭の様子までが観察できます。

カレル・チャペック:『園芸家の十二ヶ月』に出てくる植物名一覧に、「アマリリスがありました。
記載ページp.145から、記述の一部を引用します。
 たとえば、球根マニアはチューリップやヒヤシンス、ユリ、チオノドクサ(ユキドケユリ)、スイセン、アマリリスなどの球根の不思議な驚異にすっかりはまってしまうのです。
Fm放送資料作りに図書館に行き、ネット予約した絵本『まばたき』を借りてきました。
文章・言葉は、「しーん」「カチッ」「はっ」「ちゃぽん」「みつあみちゃん」だけ…。
あとは、絵が緊張の一瞬一瞬を見せます。
極めつけは、三つ編みの少女が一瞬にして三つ編みの老婆に…。
これには、ドキッとしました。
瞬間の積み重ねが人生ということ…、決して疎かにするな…。
小3の孫娘は、「どれも瞬きの間の出来事だ…」と、つぶやきました。
読売新聞コラム・本だな に、『やるぜ!ビブリオバトルが紹介されていました。
図書館にそろえ、利用者の活用を期待して、リクエストしてきました。
気温は、8.9度(12:40)が最高で…、風が冷たく感じました。
夕方、西空に日が沈む頃に、東の空には「正月十四日」のお月さまが昇っていました。

菜の花や月は東に日は西に」(蕪村)が、頭をよぎりました。