「ねずみ大根」が、冬を越して…。

「吊り鉢」類の日光浴。(28.3.20)

春分の日」は、春のお彼岸の中日です。
アメダス、最低気温は3.7度(6:00)と、暖かい朝です。
でも、朝から風が吹いて、浅間山は雪雲に覆われていて見えません。
オリヅルラン」や「グリーンンネックレス」など、吊り鉢を軒先に吊るして、日光浴させました。
冬越しした「ねずみ大根です。
いつ見ても、パソコンのマウスにもそっくり、ピッタリのネーミングに感心します。

名前の由来、形がネズミ(鼠)に似ているから…。
確かにその通りですが、「ねずみ(不寝見)」の説も、なるほど納得…。
地域の伝統野菜としての大根は、坂城町の「ねずみ宿」辺りで作られてきました。
千曲川沿いの地域は上流の東信と下流の北信の中間に位置して双方を見渡せる、戦国時代には重要な場所なのです。
歴史に思いを巡らしながら、「おろし大根」の独特の辛味とそのあとにくる甘み、「あまもっくら」を、味わいました。

また、「韓国産のねずみ大根」より、味も貯蔵性も優れていることが、分かりました。
午後も風があり、最高気温は11.3度(13:40)、昨日ほどには春は感じませんでした。
今夜も空には雲が多く、「如月十二日」のお月さまは、雲の切れ間に姿を見せてくれました。(19:17)

春分の日」、昼間の時間を、「明日の暦」、日の出と日の入り時刻から計算すると、12時間08分でした。
因みに、12時間に最も近い日付は3月17日の12時間01分でした。
これから、どんどん昼間の時間が長くなります。
草木や動物の生き物たちが、元気になるというわけです。