「ジンチョウゲ(沈丁花)」の花に、積雪が…。

「シャクナゲ(石楠花)」の葉に、淡雪

昨夜遅くから雪が舞って、積雪が心配…、そのためか3時半ごろに目覚めてしまいました。
新聞を取りに出ると、小雪が舞っているようで頬に冷たく感じました。
一世を風靡した「ドリフターズ」を聞き、子どもに見せたくないテレビ番組ダントツ1位を、懐かしく思い出して苦笑しました。
続いて明日への言葉で、女性・樹木医のお話、「物言わぬ樹木に教えられたこと」、感動しながら聞いて、以前に聞いた記憶も蘇りました。
足利フラワーパーク、大藤を移植、活着させた超人的な仕事を成し遂げました。
草木に関心をもち、少しばかり育てている自分には、耳の痛いお話しで、「爪の垢を煎じて飲みたい」ような、気分になりました。
明るくなってから外を見ると、わずかに積雪がありました。
そろそろ「名残り雪」になってほしいとこです。
咲き始めたばかりの「ジンチョウゲ沈丁花)」の花も淡雪を被っています。


アメダス、最低気温は氷点下0.3度(4:30)、降雪・降水量は3時〜4時の1ミリでした。
晴れ間に、「ひろば・賢治ガーデン」に出掛けてみました。

冷たい風の中にも、しばらく前から咲き続けている、「紅梅」、白梅の「竜峡小梅」の他に、春の花がだんだん増えてきました。
耐寒性のある原種プリムラ・「ブルガリス」が、淡いクリーム色の花を開いています。

「ベリス」、「べラリーナ」も、順に見頃になります。
「日本スイセンも咲き始めましたが、寒風で葉先が枯れてしまい残念です。

午後は、3月のFm放送日、花の色・形が豊富な「カランコエについて話してきました。
「1」ベンケイソウ科、園芸・改良品種 『花おりおり』(湯浅浩史)より
一般に出回っているカランコエ、正しくは、カランコエ・ブロスフェルディアーナの改良品種です。
原種はマダガスカルの険しい深山に自生し、七十年ほど前のただ一度の採集品から繁殖、改良された。
今や世界の冬の主要な花の一つになっている。

(2)冬を彩る、代表的な鉢花
和名、「紅弁慶」があるが、あまり使われない。
花は4弁で小さく、長く伸びた花梗・枝先に多数つける。
花色は、赤・オレンジ・ピンク・黄色などで、改良によって多くの品種が作り出された。

多肉植物として扱われ、月兎耳、熊童子、錦蝶、朱連、仙女の舞、江戸紫など収集家がいる。
(3)安曇野市の園芸研究家・小林功さんの解説
スタンダードな一重咲きはもちろん、豪華な八重咲きや可愛いベル形と、花の形は様々です。
花の色も単色から、花びらに濃淡のあるバイカラーまで、青色系を除いて殆ど出揃っている。

CD曲:「どこかで春が」(土居裕子 タンポポ児童合唱団)
(4)ベル形の花、「ハッピーベル 赤色」(商品案内)
釣鐘状の花は今までにない鮮明な赤色です。
冬は室内の明るい窓辺などで管理してください。
全体の形、花色に多少個体差があります。

(5)育てるためのコツ 花後の世話と作業(NHK趣味の園芸』小林功さん解説・指導)
◯二番花を楽しむ切り戻し
花が終わりかけたら、先端の1節のすぐ上で切り戻す。
この節に花芽がついて、成長すると二番花になる。
切り戻し後は、緩効性肥料を置肥とします。
◯挿し芽で株をふやす(適期は6月)
新芽がいっぱい出てきたら、挿し穂が5〜6節になるように切り取る。
下から2節までの葉を取り、深さは1〜2cmに挿します。発根し定植したら、すぐに摘芯しあmす。
◯短日処理(適期:摘心後、花をつけようとする脇芽が1cmぐらいでてきたら)
花芽をつけるために、日照時間を調節して、人工的に短日期の状態を作り出すことを「短日処理」といいます。
長日期(9月下旬〜3月上旬)に、開花期を早めるために行う場合と、短日期(9月下旬〜3月上旬)に、夜間照明の影響を避けるために行う場合がある。
段ボールなどをよういして、鉢の上からかぶせて、午後5時ごろ〜午前9時ごろまで光を遮ります。それ以外はしっかり光を当てます。(この作業は1ヶ月ぐらい続けます)花芽が浸けば、作業は完了です。
アメダス、最高気温は8.3度(13:10)でした。
今夜は晴れて、「如月十六日」のお月さまが、アパートの屋根に昇りました。(19:48)