「カタクリ(片栗)」、花のつくり、人工授粉。

テレビ画像、「苺(いちご)」の紹介。

土曜日の朝、落合恵子の絵本の時間で、『かたばみ』が紹介されました。
「今は、全ての植物が目を覚まし深呼吸し、挨拶しているようだ…」
もっとも身近に見られ、物心がついて最初に知った植物が、「カタバミ(酢漿)」でした。
幼児言葉で「すずめのすいこ」は、摘んで食べれば酸っぱい味、ままごとの定番でした。
今時は考えられない風景ですが、幼児には体験させたいですね。
ネット予約すると、貸出中…、しばらく待ちましょう。
窓を開けると、まさにミルク色の濃霧…。

今日は、旧暦、三月三日・「桃の節供です。
朝のテレビで、イチゴ(苺)の品種紹介があり、「桃」の字が入る「桃薫(とうくん)」がありました。
我が家の庭でも、早咲きの桜たちのオンパレード…。
「ヒガンザクラ(彼岸桜)」、「ケイオウザクラ(啓翁桜)」、「ジュウガツザクラ(十月桜)」です。

同じバラ科に、「アンズ(杏)」と「ウメ(梅)」を加えました。

佐久市でも、そろそろ本命の「ソメイヨシノ染井吉野)」や「エドヒガン(江戸彼岸)」が咲くものと思われます。
それに続く、「山桜」類や「里桜」類の花々が咲くと、百花繚乱の春本番です。
観察中、4個目・最後の「カタクリ(片栗)」の花が開きました。

人工授粉のチャンス、脱脂綿の手作り「綿棒」で、雄しべの花粉を雌しべの柱頭に着けました。
周りに虫の姿があまり見えないので、これで結実すれば幸いです。

今日、咲いたばかりの花は、雄しべの葯・花粉袋がまだ閉じたまま、雌しべの柱頭も伸びていません。

近寄って、未成熟の葯・花粉袋を、指で支えて観ました。

それでも午後には雌しべの柱頭が伸びて、カタクリ(片栗)の生長の速さを実感しました。
日中は、春本番のポカポカ陽気のお出かけ日和…、そのためか図書館の入館者は少なめか…。
家の周りでは、家の解体工事やら、引っ越し作業やらで、賑やかでした。
夕方の楽しみは、三日月さまの観望です。
やや雲がありましたが、バッチリ楽しみ、カメラにも収めました。(18:47)



久しぶりの三日月さま、堪能しました。
アメダス、最低気温は2.1度(5:20)、最高気温は22.8度(15:10)。
明日も同様に、春本番のお天気になりそうです。