この時期に「サツマイモ」…?

サツマイモの焼き芋。

2月も中旬、まだまだ冬の季節、今朝も冬らしく冷え込みました。
寝床に入ったっまま、ラジオに耳を傾けていました。
コミュニティーFm ・「佐久市からのお知らせ」では、市長からの提案や市立美術館学芸員からのお誘いです。
自分に出来ることから、腰を上げなければ…。
6時半、ラジオ体操の音楽が流れ始めたところで、外に出ました。
ピリッとした寒気と朝焼けの雲、冬らしい朝です。
西の空には、昨夜のお月さまが残っています。(6:32)

浅間山」の白煙・雲も紅に輝いています。

アメダス、最低気温は氷点下7.1度(7:00)、冷え込みました。
手作り・「サツマイモの焼き芋」、素朴な味がお気に入りです。
スーパーのちらしに、この時期には珍しく載っていたので、駅の近くまで足を伸ばして求めました。
新聞連載小説・「愛なき世界」は、今日は早くも121回。
以前にもこのブログに投稿したように、サツマイモが題材になっているのです。

2月1日付け・110回から、「あらすじ」を引用します。
T大大学院の松田教授の研究室で植物学を専攻する本村は、デリバリーに訪れる円福亭の店員・藤丸の告白を断った。助教の川井、ポスドクの岩間、院生の加藤を含む松田研究室の面々が隣の研究室の諸岡教授から強いられたイモ掘りの手伝いに、藤丸も参加するはめになった。
 2月12日付け・121回にも、まだイモ掘りに関わる描写が続いています。
〜サツマイモの収穫から二週間が経ち、十一月も下旬になった。本村はこのところ毎朝、蒸したサツマイモを食べている。絶妙にねっちりしており、とても甘くておいしい。
 しかし本日蒸したサツマイモは、これまでのものはちがい、ほくほく感が前面に出ていた。そういえばY田講堂まえには、紅はるかと紅あずま、品種の異なる二種類が植えられていたのだった。
 本村は自室のノートパソコンを立ちあげ、サツマイモについて検索してみた。品種ごとの特徴を記したサイトを読む。ねっちりしているのは紅はるかで、ほくほくしているのが紅あずまらしい、ということがわかった。(以下略)

 一般に、スーパーでは品種名は書いてないが、昨日求めたものは「紅はるか」だったので、ねっちりタイプの食味が確かめられました。
 品種の違いによって異なる食味、小説のこれからが楽しみです。

ネット検索した本を、図書館から借りてきました。
絵本『ゆきがやんだら』と、三浦朱門『雑草の花』です。

後者について、著者の三浦朱門は先日亡くなりました。 
緑・花文化知識の認定委員会、委員長をされて、小生もお世話になりました。
本の表題から、植物に関する内容かと思いましたが、目を通すと、内容は違いました。
解説・監修 佐高 信解説の冒頭を一部引用します。
 これは青年海外協力隊の物語である。協力隊は、ジョン・F・ケネディが提唱したアメリカの「平和部隊」のい触発され、一九六五年に政府事業としてスタートしたが、技術協力が中心というところが平和部隊と違っている。春と秋に募集する隊員の応募資格は二十歳から、原則として三十五歳まで、学歴、性別を問わず、医師、看護婦、そして柔道の教師、職種は優に百を超える。
 しかし、こうしたことをいくら並べたてても、隊員の現地での奮闘ぶりを伝えることはできない。それで、「協力隊を育てる会」の理事でもあった三浦朱門は小説を書こうと思った。(以下略)
 本文から、協力隊の事実を読んでみます。

アメダス、最高気温は3.3度(13:10)、強い風が吹きましたが、春の気配が感じられました。