「上巳」、春の宵に、三日月と水星が…。

春早い、「キンセンカ(金盞花)」の花

ラジオ深夜便、昭和の時代を生きた人々のお便りを聴きました。
「学徒出陣」を会場で見送った女性、ひもじい暮らしで、思い出す漢字は「食」という男性…。
身につまされる話に、「人生の並木路」、「国境の町」の歌も、哀愁そのもの…。

起き出すと、うっすらと霞がかかり、風のない穏やかな朝です。
霞か雲か…」の歌が口をついて出ます。
アメダス、最低気温は氷点下2.4度(6:00)、日中は気温が上がる予報です。
窓際の鉢花に、日が当たらなくなりました。

早いうちに、縁側に出して日光浴…、「ガーベラ」も「プリムラ」も大喜び…。

旧暦、三月三日は、「上巳(じょうし)の節会」、いわゆる「桃の節句です。
今は、新暦の3月3日に行われますが、「歳時」は、旧暦で行われてこそ、ぴったりですね。
孫娘が置いていった「ひなあられ」菓子です。
よくできていて、気分を出すには、無いよりは増しですね。

日が差し始めると、「布団干し」日和、久しぶりに、春の日と風にあてました。
午後には風が出てきて、お天気が変わる兆しです。
置き薬屋さんが来て、「ビタミンCをしっかり摂って、風邪には用心を!!」と、宣伝していきました。
一日の温度差が大きいので、確かに、高齢者の体にはこたえます。
雲が出てきて「三日月さま」が見えるかどうか心配でした。
6時過ぎ夕刊を取りに出て、それでもと西空に目をやると、なんと早くも見えました。(18:37)

月齢、2.0 ずいぶん細い三日月さまです。

露光を増やして、地球照、」賢治流に言えば「アースシャイン」を撮りました。
つまり、地球の反射光によって、欠けた部分も鈍く光るのです。(18:38)

部屋に戻って、佐久ケーブルテレビ・「星のふる里」を視聴しました。
ここしばらくは、「水星(マーキュリー)」が観望適期で「三日月」の位置が目安になる…。
グッドタイミングな話を聴いて、屋外にとんぼ返り…。
「水星」がなかなか見つからないので、双眼鏡の助けも借りて、探し当てました。
月の右(北)上方、握りこぶし1つほど離れて…。
写真に撮りましたが、画面で見えるかどうか?

残念、やっぱり無理なようですね。
見えれば、視力検査?合格ですが…。

アメダス、最高気温は16.4度(14:00)、最大風速は,南西の風5.1m(12:50)でした。
明日は、一日中曇りから夜には雪…の予報です。