午後、南岸低気圧による「大雪・着雪注意報」

雨雲レーダー画像。(29.3.31)(14:50)

とうとう3月も最終日、まさに「去る」一ヶ月でした。
なお今日は、実母の生誕106年・特別の日でもあります。
一日中曇りの予報…、外に出ないで心静かに過ごそうと思います。
アメダス、最低気温は1.6度(4:20) 、プラスの気温でした。
天気予報は、南岸低気圧により、内陸の標高の高い所では雪に…」
ときどき、レーダー画像を見ることにします。
今朝のラジオ・「マイ朝便り」で、気象予報士の伊藤みゆきさんへの、リスナー・ファンからのお便りが…。
お天気模様のほかに、月や星など天体の見え方まで、分かりやすく、歯切れよく、的確に解説してくださいました。
「お天気ワンポイント」は、小生もお気に入りでした。
「次の雨、降るまでしばし、春本番」」、昨日の朝、メモしたものです。
さて昨日が、旧暦三月三日でした。
『月と季節の暦』(制作:志賀勝特集 歳時滔々 いまここに月 
 三月三日 鹿追い行事 の掲載写真です。

解説文を引用します。
 三河、信州、遠州といえば愛知、長野、静岡三県に属する地域で、この三県県境地域は「三信遠」の名で特別に親しまれることがある。天竜川とさまざまな山並によって形成されるこれらの地域は、個性的でありつつも豊かな民俗という伝統によって彩られているからである。三河花祭り遠州の田楽がよく知られているが、信州がわにはじつにさまざまな行事が残されていて、民俗の一大宝庫となっている。
 そのひとつに、月暦三月三日に営まれる「鹿追い行事」がある。オスメス二頭の鹿を藁で作り、腹の中に小豆粥やシトギを入れ、鹿を探し、射止める演劇的所作や、射止められた鹿の腹から子どもたちが争って食べ物を取り出す。狩猟を生業とし、これに畑作や米作が加わって歴史を歩んできた山間部地域住民が営む個性的な歳時である。これを豊穣のための予祝行事とし、九月九日には収穫を祝う行事が行われる。節供の日の歳時というのも興味深い(五月の大山祇神社の歳時も参照)。
午後になって、空が怪しくなり雪がちらちら舞い始めました。
夕方の、雨雲レーダー画像です。(17:15)
長野県は、東部と南部にかかり、太平洋沿岸に近い所が、やはり、大降りになっています。

花巻の、「賢治詩碑ひろば」にあった「ギンドロ」の大木について、調べています。
先日のセミナーで訪れたときには、跡形もなく無くなっていて残念、がっかりでした。
以前、NHK制作のビデオには、井戸のわきに「ギンドロの大木」が写っていて、株元が石で囲まれて、健在なことがわかります。

なお、セミナーでご一緒した花巻の会員が、2011年秋に「詩碑ひろば」で撮った「ギンドロの大木」の写真を、メールで送ってくださいました。
かつて、黒沢尻南高校に依頼されて賢治さん自らが用意したという「ギンドロの苗木」、そのルーツを探りたいものです。
アメダス、最高気温は5.3度(10:30)、底冷えのする一日でした。
佐久地方はじめ、県の中部地方「大雪・着雪注意報」が出ています。
朝まで降り続けば、雪かきをしなければ…、今夜は早く就寝しましょう。