「花の駅・花楽の里」を見学しました。

「ハンゲショウ(半化粧)」(29.7)

昨日から二十四節気小暑、朝日が眩しく、今日も暑くなりそうです。
群馬県には、「ぐんま 花の駅」という登録施設が18か所あります。
草津から近い、中之条町「花の駅 花楽の里」に行ってみることにしました。
案内リーフレットには、「200種を越えるハーブガーデン」と標高1.000mに咲く高山植物に囲まれて。とあります。

テーマが「山のガーデン」、さすがに施設の入口は、ミズナラ水楢)」の大木が林立し、来園者を迎えてくれました。
植栽地の標高差が50mにも及ぶので、高齢を考慮して「ハーブガーデン」中心に散策することにしました。
先ず目についたのは、ハンゲショウ(半化粧)」の群生です。
お隣には、同じ仲間の「八重咲きドクダミ」が…。
ラムズイヤー」の特徴の柔らかい葉を見せ、気分を和らげます。
濃い赤色の「アスチルベ」の群生、「明日散るべー」とダジャレを飛ばしながら記念撮影…。
黒い花のタチアオイ、これにもビックリ…。
ゼニアオイ、ウスベニアオイ(マロウ)に続いて、白い清楚な5弁花が並んでいます。
妻が、「家にもこの花、あったけど絶えちゃったねー」、でも、名前が思い出せません。
少し高い所に、白い花を着けた「西洋ニワトコ」が見えます。
ハリーポッター』の「魔力のあるニワトコ」について、仲間が解説してくれました。
出口に協力のための募金箱があり、感謝の気持ちを表しました。
午前中の作業を終えた植栽管理者と、お話しできました。
植栽地は、牧場だったこと、少人数で管理し、ボランティアは頼んでいないそうです。
佐久市にも時々訪れるそうなので、「市民交流ひろば」に立ち寄っていただくようにお願いしました。
ギャラリーを見学、売店で手作りぞうり、麦香煎、葛粉、シナモンなどを買い求めました。
道の駅・「六合(くに)」に寄り、記念のために「下仁田ネギ」の種子袋を購入…。
群馬産かと思いきや、チリ産にまたビックリ…。
近くのお蕎麦屋さんで昼食、お客さんで大賑わい…。
その後、吾妻川沿いの本通りに下り、お土産などを購入…。
JR吾妻線といえば若い頃、子どもにせがまれて、「万座・鹿沢口」まで電車を観に来たっけ…。
終点の大前駅は見当たらず…。
「嬬恋」といえば、キャベツ…、そのキャベツ畑に、モンシロチョウが1匹(頭)も舞っていないことが不思議…。
吾妻川の流域が広いことを実感、「八ッ場ダム」への貯水を心配することはありません。
佐久への帰路は、「地蔵峠」越えでなく、鳥居峠越え、懐かしい「大笹街道」です。
ご存知、大笹街道は菅平高原を越えて、須坂市方面に繋がります。
その途中、仁礼村(現、須坂市)が我が生誕地だからです。
鳥居峠を越えると、下りの急勾配…、「分水嶺」であったことが分かります。
「菅平口」から一気に上田市に下ります。
この辺りは、大河ドラマ真田幸村」ゆかり・真田家発祥の地…。
戦でも、足繁く通った重要な土地・道路です。
しばらく前、NHKラジオ「マイ朝便り」で紹介された、「稲倉の棚田」を自分の目で観ることにしました。
「日本の棚田百選」・見事な棚田・青田が眼前に現れました。
事務所で、案内リーフレットをいただき、天日干しのお米を買い求めました。

「天日干し」、圧倒的な香りと甘みで 絶賛の稲倉コシヒカリ 
食欲をかき立てる炊き立ての豊かな香りと、口中に広がる芳醇な甘みを堪能…。
試食が楽しみです。
帰宅すると、庭の鉢物はカラカラ…、ざっと水やりをしました。
「閏五月十五日」、薄雲を透かしてお月さまが昇りました。(19:32)

アメダス、最低気温は19.0度(4:30)、最高気温は32.0度(14:20)。
真夏日」でした。
「花の駅」で思い出せなかった花の名は、「ムスク・マロウ(麝香葵)」でした。思い出しました。