強い霜、「小春日和」は、畑の片付け日和…。

形が特徴、「三浦大根」。

寝床に、朝日が差し込んできます。
強い降霜で、辺り一面が真っ白に…。
アメダス、最低気温は氷点下2.0度(6:58)、日中は気温が上がる予報です。
気象予報士は、「穏やかな小春日和…」と、自信をもって告げています。
火曜日は、「容プラ」・ゴミ出し日、家庭サービス・「名前のある家事」を実行しました。
軒先に、自然に芽生えたコマツナ(小松菜)」の葉が、凍てついています。

でも少し経つと、この葉はシャンとしてしまうから驚きです。
イカリソウ(碇草)」の葉が、霜の美しい造型を見せています。

朝飯前の洗濯、食後の布団干し…、「小春日和」を無駄にはできません。
一ヶ月に一度の通院日、この好天気を喜んでいいやら、悲しむべきか…。
待ち時間の有効活用術、それは持参した文庫本を読むこと…。
今日は、カレル・チャペック『園芸家12カ月』「11月の園芸家」を読みました。
一部を引用します。
 じっさい、そうだ。十一月には土を掘りかえして、やわらかく砕かなければいけない。シャベルにいっぱい土をしゃくうと、山盛りいっぱい料理の入っている大さじを手に持ったときと同じような、おいしそうな感じがおこるようでなければいけない。
 いい土は、上等の料理と同じで、濃厚過ぎても、重過ぎてもいけない。冷た過ぎても、ぴしゃぴしゃし過ぎてもいけない。また乾き過ぎてもいけないし、粘りがつよ過ぎててもいけない。固過ぎても、ボロボロし過ぎても、生ま過ぎてもいけない。パンのようでなければいけない。蜂蜜入りのクッキーズのようでなければ、ケーキのようでなければ、また、酵母入りの団子のようでなければいけない。シャベルを突っこむとザクッというようでなければいけない。ピチャッというようではいけない。層になったり、かたまりになったりしてはいけない。またベットリした、やわらかい団子になったり、プディングになったりしてもいけない。シャベルに山盛りにしゃくって、ひっくり返したときには、さも「いい気持ち」といったようなため息をして、ふんわりと、ざらめのように崩れ落ちるようでなければいけない。表土の深い、しっとりした、排水と通気のよい、やわらかい、おいしい、こなれた、りっぱな土ー。要するにそういうのが、よい土なのだ。人間にもよい人間があるように、土にもよい土がある。ご承知のように、涙の谷と言われるこの味気ない人生に、これ以上うつくしいものはない。
 今日の通院に要した時間は、家を出て診察・お薬をいただいて、帰宅したらちょうど1時間でした。

 午後は畑の片付け仕事、今現在の土の状態は60点で、なんとか及第点…。
耕耘機で耕し、冬の凍みと乾燥とで80点を目指します。
野良土産は、コマツナ(小松菜)」3株と葉付きの「三浦大根」…。

日暮れが日に日に早くなります。
「十月十一日」のお月さまは、東の空高くかかっています。(17:17)

アメダス、最高気温は14.7度(14:34)、ありがたい「小春日和」でした。