「センテッドゼラニウム」、「ナガミノヒナゲシ」を話題に・。

「センテッドゼラニウム」の花。

一日中「雲マーク」のポイント予報…、しかし実際は薄日が差しています。
アメダス、最低気温は16.6度(4:57)、日中はこのまま暑くなりそうです。
二階から、「ゴミステーションを見て!!」と、妻の声…。
烏が、ゴミ袋を突付いて食べものを漁っているのです。
追いかけると逃げましたが、番(つがい)の2羽が雛を育てるのに、大変なようです。
ゴミ袋を出す人間様も、烏に負けない智慧を示してほしいですね。
今日は、近くの小学校へ会議に出かけるので、「センテッドゼラニウム」を手土産に用意しました。

ご存知、花屋さんには「蚊連草(かれんそう)」の商品名で並びます。
独特の匂い成分が、蚊が嫌がるということなので、「蚊嫌(かけん)草」が正しいのですが…。
赤毛のアン』に、「アップルゼラニウムが登場します。
リンゴの香りが由来ですが、訳者・村岡花子さんは、確か「りんごあおい」と訳したと記憶しています。
外国産の植物が登場するとき、訳者がどう和訳するか、読者としては興味深いところです。
逆に、日本文を英語訳する場合も、興味深いところです。
先日、千葉県を訪れた際、「ナガミノヒナゲシが蔓延っている様子が目に入りました。
近年急に、我が家の周りにも見かけるようになりました。
オレンジ色の花は、一見して見栄えがよいのですが…。

困るのは、その猛烈な繁殖力です。
名前の通り、長い果実の中に細かな種子が詰まっていて、周囲に爆発的に増殖するのです。

『散歩が楽しくなる 雑草手帳』から一部を引用します。
毒物質で他の植物を攻撃
 根から、他の植物の芽生えを阻害するアレロパシー物質を出す。このような物質を出す植物は少なくないが、ナガミノヒナゲシの物質は阻害活性が強いとされている。
 この事実を知ったなら、花を鑑賞したら早めに果実を処分することをお勧めします。
日中は気温が上がったようですが、長野県中部・佐久地方は乾燥注意報が出ていて、からりとしていました。
アメダス、最高気温は30.2度(15:43)、2日連続の「真夏日」でした。