「佐久の季節便り」、七十二候・「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」。

4時前に目覚めてしまったようです。

ラジオを点けると、ラジオ深夜便の歌番組、「時代おくれ」が聞こえてきました。

20年以上も前の酒の席、誰かの十八番(おはこ)だった、懐かしい河島英五の歌です。

外に出ると空高く、昨夜・十七日のお月さまが、ほんのり「お暈(かさ)」を被っています。

寝床に戻りうつらうつら…、「ピアノが奏でる七十二候」

自然の様子をピアノで表現するなんて、真似のできない能力ですね。

『暮らしをもっと豊かにする 七十二候の楽しみ』を、開いてみました。

「土脉潤起」とは、「霜や雪がとけ、地がぬかるんできた」という意味の候。

待ちに待った春が、ついに大地にもやってきました。

 

朝になると、どんより曇り空…、「空き缶」をまとめて、ゴミステーションに出しました。

アメダス、最低気温は氷点下4.8度(6:25)、日中は暖かくなる予報です。

暦通り、地面の土も、暖かさで緩んでくることでしょう。

「桜の開花」も、例年よりは早まるようです。

 

午前中に車で外回り、営農センターへ「農地の貸借関係書類」を提出しました。

続いて、図書館に本を返却し、館長さんと懇談…。

郷土の文化財について、関係資料をリストアップして、図書館に置いてほしいとお願いしました。

午後は、秋頃から気がかりだった、固まった「苦土石灰」を細かくすること…。

脆くなっていたので、篩を使い案外簡単に済みました。

これを畑に撒き散らし、耕運機で土を起こし、畝を立て、元肥え、マルチシート掛け…。

こんな調子で、畑仕事は、もうすぐ始まります。

 

アメダス、最高気温は11.3度(15:40)、春めいた日でした。