「佐久の季節便り」、「岩村田城址」に残る、「梅杏(うめあんず)」の古木…。

世に言う、「花曇り」・「花冷え」でしょうか…。

今朝は、この季節並みに冷え込みました。

アメダス、最低気温は氷点下2.6度(5:20)、日中も気温は上がらない予報です。

佐久市は、標高700メートル超えの寒冷地、我が家の「ウメ(梅・豊後系)」は、まだ蕾が膨らんだままです。

何しろ、桜・「ソメイヨシノ」は、4月半ば以降ですから…。

岩村田城址の崖下に、標記の「梅杏(うめあんず)」の古木が3本残っています。

この近くで畑を耕作している梅沢さんのお話では、大昔からある梅の木だそうです。

「何という品種の梅ですか?」と尋ねたら、「梅のような、杏のような、梅杏(うめあんず)…」とのこと…。

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俗名・「梅杏(うめあんず)」、私も子どもの頃から耳にした言葉です。

図鑑を開くと、「梅と杏は近縁種で、自然交配、人工交配による交配種が存在する…」とあります。

「豊後梅(ぶんごうめ)」もその1種だそうで、その類(たぐい)かも知れません。

しばらく前に、切り花で開花した花で、見た目には「アンズ(杏)」の花のようにも見えます。

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どんな梅の実が生るか、結実の様子・食味も楽しみです。

岩村田城にまつわる、歴史のロマンを感じる、梅の古木…。

我が家の「豊後系梅」・「市販の豊後梅」とともに、Fm放送でお話しするつもりです。 

部屋で冬越し、開花した雲南オウバイ別名;「オウバイモドキ(黄梅擬)」

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オウバイ(黄梅)と異なり常緑低木なので、佐久の寒風には弱いようです。

昨秋、「ひろば・賢治ガーデン」に植えた、挿し木苗は、残念、葉が茶色に枯れてしまいました。 

日中、薄日が差していますが、冷たい風が吹いています。

 お昼ごろに、道路脇に吹き溜まった松葉を、竹箒で掃きました。

車で通りがかった近所の知人が、車を停めて、「昨夕のテレビを観ましたよ。」と、話していきました。

その頃から、雨がポツリポツリ…、「濃霧注意報」と「雷注意報」が出た夕方からは、まとまった雨になりました。

4ミリ(18〜20時)

アメダス、最高気温は13.0度(12:50)でした。