「平成」、最後の年の始まり…。

簡略な、新年の御札。

昨夜、「紅白」を見終わったら、「行く年来る年」…。
自然に、平成31年・「己亥(つちのとい)」年を迎えました。

「明けましたおめでとうございます」の挨拶は、年々、空々しくなって…。
無邪気に「もういくつ寝るとお正月…」と歌った、純真な心が懐かしいですね。
1時過ぎに就寝、新年早々、寝不足で目覚めました。
外へ出ると、日本晴れ、久しぶりの「紅浅間」です。
頭の天辺には、早朝に出た「霜月・二十五日」の月が白く、小さく…。
アメダス、最低気温は氷点下11.3度(5:52)、一段と厳しい冷え込みです。
元日は、分厚い新聞の束、ざっと目を通しました。
コラム・四季(長谷川櫂を引用します。
よき思案何一つなしただ明るき空にきてゐる新しき年 馬場あき子
 年が明けたからといって変わったことがあるわけではない。個人の問題、人類の問題について解決の妙案が浮かぶわけでもない。今年九十一歳となる歌人の心に世界はどう映っているか。旧年に出た歌集『あさげゆふげ』の10
首をみてゆく。
今朝の心境にぴったり…、しばらく楽しみだなー。
10時を回って、今度は年賀状の束…。
年に一度のハガキ1枚、でも、アナログ人間にはやっぱり欠かせない習慣です。
午後は、「賢治を読む会」の資料作り、仕事を追いかけましょう…。
アメダス、最高気温は6.3度(15:36)、穏やかなお正月でした。