「賢治を読む会」、「雁の童子」を読みました。

月の模様に、「嫦娥(じょうが)」。

早朝、5時をまわった頃、不気味な風音で目覚めました。
予報の雪降りが心配で外に出ると、積雪は無く雪が舞っていました。
大雪にはなりそうもないので一安心、またベッドに潜り込みました。
朝になり外を見ると、薄っすらと積雪…、雪掃きの必要もありませんでした。
近年、冬型の雪、は内陸の佐久地方までは降らないのです。
同じ長野県でも北部県境地方は、大雪警報が出て大雪に…。
いつも、申し訳ない気がしています。
アメダス、最低気温は氷点下3.3度(7:13)、日中は気温は上がらない予報です。

今日の「よみうり時事川柳」を見て、「中国の月探査機・嫦娥についてのものがありました。
「名月や裏は嫦娥(じょうが)」が取り仕切り」 川崎 暁天
びっくり仰天、うまいなー、川柳だからいいものの、くすっと笑ってしまいました。
図書館で、6日付け信毎・「斜面」にも、記事がありました。
皆さんに関心をもっていただきたく、<月の会・佐久>にも報告します。
嫦娥」の伝説・キャラクターも、実は、意味深だからです。
「賢治を読む会」、雪の舞う寒い日でしたが、参加者が多く熱気が感じられました。
テキストの「輪読」は「雁の童子、西域三部作のうち完成度が高い作品とされています。
あらすじは、次のとおりです。(『宮沢賢治の全童話を読む』より)
 旅をする私が巡礼の老人から聞いた話。沙車に住む須利耶圭は、従弟の撃った弾丸に倒れた雁から託され、ただ一人残った雁の童子を育てる。童子は幼少から両親を驚かす言動が見られ、母を働かさせて自分は塾へ通うことを気兼ねする。十二になった時の冬、「誰もどこへも行かないでいいのだろうか」と須利耶圭に尋ねた童子は、古い沙車大寺のあとから出土した天童子の壁画の前で、前世では親子であったことを須利耶圭に伝えて倒れる。


午後は、賢治童話の朗読会(大木規子)で、「蛙のゴム靴」と「種山ヶ原」を聴きました。
日の入り直前、西日を受ける「浅間山を、西の空き地から撮りました。(16:40)

「四日のお月さま」は、すでに西空高くかかっています。
アメダス、最高気温は0.4度(11:59)、北西の冷たい風、寒い一日でした。
明朝は、放射冷却で厳しい冷え込み、低温注意報が出ました。