「佐久の季節便り」、「オオマツヨイグサ(大待宵草)」が、青田を背景に…。

早朝に小雨が…、「梅雨空」です。

気象予報士「低気圧がすんなり東に抜けないので、関東に雨が残る…」と、報じました。

アメダス、最低気温は15.4度(4:35)、日中は蒸し暑くなる…との予報です。

朝、意外にも小雨が降り出し、UEVC(上の城ボランティアクラブ)の作業が心配になりました。

しかし、8時頃には止んで、絶好の作業日和になりました。

Fmさくだいらで、岩村田城址に残る植物」・「ホタルブクロ(蛍袋)」を、木曜日に放送します。

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大土手に、「ヤマホタルブクロ」が広く群生していることを話し、「お出かけください…」と、呼びかけます。

間に生えている雑草の、「ヒメジョオン」や「ヨモギ」を抜き取りました。

作業が終わったところで、本日付読売新聞・編集手帳」に記された「釣鐘草」について話しました。一部を引用します。

詩人の北原白秋はその花を釣鐘草(つりがねそう)と呼んだ。レストランのテーブルの上が6月を迎えるなり、<紫の釣鐘草と苦い珈琲の時季が来る>と書いた随筆がある。◆日本の自生種のことであれば、図鑑には「ホタルブクロ」と紹介されている。これが正式名となるのは、昔から「蛍袋」と呼ぶ地域が多かったためという。花を提灯(ちょうちん)に見立てて火垂(提灯の古語)から来たという説と、子供が花の中にホタルを入れて遊んだからという説がある。◆ホタルブクロには白い花もある。そこにホタルを入れると提灯のようだろうし、二つの説はつながっているかに思えてくる。◆ホタルの飛び交う時季が来た。(以下略)

帰宅し、裏道わき花壇の除草を進めました。

一休みして、3時頃に野良回り…。

「ハス田」のハスの葉の上に「カエル(蛙)」が休んでいます。

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傷みかけて目立たない葉の上に、体を丸くして目立たないように…。

保護色と擬態で、見事に葉と同化しています。

「トノサマガエル」か「トウキョウ・ダルマガエル」かは、素人には判別できません…。

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初夏の夕暮れ、青田を背に「オオマツヨイグサ(大待宵草)」の花が…。

このような風景は、大のお気に入りです。

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アメダス、最高気温は27.2度(14:48)、蒸し暑い一日でした。

旧暦、「五月三日」、月齢の若い「三日月さま」は「二日月」のように細い三日月です。

しかし、残念雲に隠れてしまいました。