「台風14号」と「秋雨前線」による雨は、夜通し、朝になっても降リ続いています。
10月10日と言えば、1964・東京オリンピック開会式、長らく晴れの特異日と信じていました。
近年は、異常気象のためでしょうか…、何故か、雨に降られます。
二階の窓から見下ろすと、グランドは水浸し、背の高い「藤袴(ふじばかま)」は倒れかかっています。
「箒草(ほうきぐさ)」・「コキア」の紅葉も雨に洗われて、いっそう鮮やかです。
計画された運動会は、順延ということになります。
というわけで、格好良く「晴耕雨読」と洒落ました。
木曽福島の関所、和田峠…、どちらも今年に訪れた場所でもあり、江戸時代にタイムスリップし臨場感が味わえました。
下諏訪の「旦過(たんが)」温泉は、宿場の地名に興味がわきました。
それは、岩村田上の城地区に残る小字名「旦過(たんが)」と共通しているからです。
この「旦過」なる地名は、「端過」とも記されるようです。
江戸時代の郷土史家・吉沢好謙による『四隣譚藪(しりんたんそう)』に記載されています。
図にある、端過(たんが)近くの池は、我が家のすぐ北側に、20年ほど前までは「たんご池」として存在し、子どもの遊び場でした。(上の写真の北側、埋立地に保育所が建つ)
また、この図にある、上ノ城址について、先日(10.6)の信毎に載りました。引用します。
岩村田小周辺に城か館?の堀の跡 発掘調査の成果 佐久市教委報告
佐久市教育委員会は4日「藤ケ城(岩村田城)跡」などの発掘調査の成果を報告会を市内で開いた。岩村田小学校の改築工事に伴い、敷地や周辺を調べた市教委文化財調査係の冨澤一明さん(55)が、かつて城か館があったと考えられる堀の跡を新たに見つけたと話した。
冨澤さんらは2015〜19年度、藤ケ城跡を発掘。城を守る堀の跡(深さ約5メートル、幅約1メートル)を発見した。近くから室町時代に明から輸入され流通した「永楽通宝(えいらくつうほう)」も多数出土。この場所は江戸時代の文献に「上ノ城址(じょうし)」と記されており、「(江戸時代に築かれた)藤ケ城とは別に、中世に『上ノ城』があったと考えられる」とした。(以下略)
身近な場所の大昔の姿…、ロマンに溢れ、興味深いです。
更に、昔の地名・字名なども含め、研究が深まることを願っています。
お昼のテレビの気象情報、台風14号の動きです。
予想円が南に方向転換…、奇妙な台風ですね。
午後3時には雨も上がって、野良回りに…。
刈り取り前の稲田は、少なくなりました。
3日連続の雨で、黄金色の稲穂も、やや色褪せてきました。
「玉ねぎ・ネオアース」品種、「セルトレー苗」の定植を始めました。
野良土産は、春菊、薩摩芋、秋茄子、ピーマンです。
「春菊」は、スーパー真っ青の出来栄え…、夕飯の「すき焼き風煮」で、美味さを堪能しました。
雨が上がり、本日の雨量は32.5ミリ(2時〜13時) 昨夜遅くの0.5ミリ(23時)
佐久市3日間のトータル雨量は96ミリを記録しました。
アメダス、最高気温は15.2度(13:59)でした。