ラジオで、孟浩然の「春眠暁を覚えず…」を、夢うつつで聞きながら、目覚めました。
北の窓を開けると、辺りは曇って「浅間連峰」は黒い雪雲に覆われて見えません。
アメダス、最低気温は氷点下10.9度(6:41),2月も下旬、「雨水(うすい)」の季節とは思えない、寒さです。
我が家の出窓では、「繭玉」を飾った枝・「楊柳(かわやなぎ)」が芽生え開花、春の色を見せています。
縁側に出して日光浴、積雪にも映えています。
日曜日、北京五輪の閉会式、手に持つ「柳の枝」が放映されて、画面が緑色に…。
お馴染みの「旅愁」のメロデイーも流れて…。
アナウンスは、「中国では、柳(リュウ・やなぎ)は送別の意味がある」とか…。
ネット検索すると、「別れの柳」
〜高校の漢文の授業で、中国では別れに臨んで柳の枝を折り、環に結んで送ることを学んだ、王維の漢詩を思い出します。
送元ニ使安西 王維
渭城朝雨潤輕塵 客舎青青柳色新 勧君更盡一杯酒 西出陽關無故人
元二の安西に使するを送る
渭城(いじょう)の朝雨軽塵を潤し、客舎(かくしゃ)青青柳色新たなり
君に勧む更に盡くせ一杯の酒、西のかた陽關を出ずれば故人無からん
原曲はジョン・p・オードウェイによる楽曲である。
中国では、李叔同の作詞により『送別』の題で広く知られている。日本と同様にアメリカ音楽だと気が付かない人も多い。1982年の中国の映画『北京の思い出(城南旧事』(沈潔主演)でも劇中歌として使われた。李叔同は1907年当時日本留学生であったから、日本でこの曲に接し中国語で作詞した可能性がある。
北京五輪の閉会式に、アメリカ音楽を演奏したことは、「音楽に国境無し…」というところでしょうか…。
出窓で、冬越し中の「月見草(つきみそう)」の実が完熟…、春を待っています。
読売新聞 一面トップ 見出し ウクライナ情勢 露に半導体輸出規制検討 G7で共同歩調
3面 総合に 米、首脳交渉に望み 露、圧迫続け譲歩要求か
国連機能せず 中国露寄り 事務総長消極的
社説 竹島の日 固有の領土守る意思を明確に
〜日本は17世紀半ばには、竹島の領有権を確立していた。第2次大戦後のサンフランシスコ平和条約でも、日本が放棄すべき領土に竹島は含まれなかった。
歴史的にも国際法上も竹島が日本固有の領土であることは、こうした経緯からも明らかだ。
しかし、日本が独立を回復する直前の52年1月、韓国は日本海に「李承晩ライン」を設定し、竹島を韓国領に組み入れた。力による一方的な現状変更を容認することはできない。
(中略)
竹島をめぐる70年間の歴史は、いったん不法占拠を許してしまうと領土を取り戻すのは用意ではないことを示している。北方領土は変換の見通しが立たず、沖縄県の尖閣諸島では中国が領海侵入を繰り返している。
政府は主権を守る対策をしっかり強化するとともに、若い世代への領土教育も充実してほしい。
ロシアや中国・軍事大国による、力による現状変更…、目に余ります。
世界平和を、切に望む今日このごろです。
アメダス、最高気温は0.9度(12:15)、最大風速は北北西の風3.9メートル(12時)。
小雪が舞い、底冷えのする寒い日でした。
明日も同様な天気、春が待ち遠しいです。