「佐久の季節便り」、「釣鐘人参(つりがねにんじん)」、若芽は、山菜・「ととき」…。

昨夜の雨が上がり、暖かな朝を迎えました。

昨夜から今朝までの雨は、トータル2.5ミリ内陸の長野県は他県より少ないです。

アメダス、最低気温は14.6度(5:12)、午後にはまた降り始める予報です。

今日は、「なないろ」チーム全員が、「賢治ガーデン」の除草を手伝ってくれました。

お陰で、日頃、手の入りにくい「山躑躅」の生垣・株元がスッキリしました。

 

今日は、旧暦・卯月(うづき)十三日、「卯の花」が咲く月と言わます。

「姫空木(ひめうつぎ)」が、「うつぎ」より一足早めに開花しました。

近寄って観ると、純白の可愛い花が集まっています。

雄蘂の花糸(かし)が、平べったい撥型をしています。

形の違いが、仲間の分類に役立ちます。

「賢治ゆかり・石鳥谷のやまなし」が結実中、心配したとおり、アブラムシが大量に集りました。

指で擦り取り、スプレイ家庭用殺虫剤をかけました。

果たして、効果があるかどうか…、果実の生長力に期待します。

 

午後は雨降り前に野良回り、「明日葉(あしたば)」苗などを植えたり、「ハス田」の整備…。

用水大土手に、「釣鐘人参(つりがねにんじん)」の芽生えを発見…。

存在の目印に、支柱・イボ竹を立ました。

子どもの頃なら、「ととき」を摘んで、母親へのお土産にしたところですが…

今は、貴重な標本として、残します。

昨年に発見した株は、今年は、さらに大きな株に成長しそうです。

『とっておき山菜利用術」から引用します。

 花の形を吊が鐘に、淡褐色で横しわのある太い根をチョウセンニンジンに見立てた名で、他の草より早く芽吹いて、見つけやすく、春の遅い北国では貴重な青菜であった。

 この若芽をトトキ、ヌノバ、ミネバ、チチグサなどと呼んでいる。嫁に食わすのは惜しい、と唄われるぐらいだから、うまいには違いないが、食べない前からトトキに期待を寄せすぎてはいけない。

 芽を折ると白い粘汁がほとばしり出て、変な匂いがし、手につくと黒くなる。

 春先の緑葉野菜がたっぷりある西日本で、これを見向きもしないにはそのためかも知れない。

子どもの頃、確かに乳草(ちちぐさ)とも呼んでいた。

摘み採った量はわずかなので、母親は、いつも味噌汁の具にしていました。

味については、全然、覚えていません。

子どもの頃、母親との関わりを思い起こさせてくれる、ありがたい野草なのです。

 

大相撲六日目、大関御嶽海は、先場所に敗れた北勝海が相手…。

今日は、咄嗟に身体を開いて、倒しました。

星を五分に戻しました。

 

アメダス、最高気温な19.8度(9:53)、午後からの雨は、5ミリ(16〜21時)、まだ、降り続くようです。