「佐久の季節便り」、旧暦:三月朔日、新緑の候、「落葉松(からまつ)」も芽吹き…。

旧暦:弥生・三月朔日(ついたち)」、季節が移ろいます。

すっきり晴れて、浅間山も初夏の佇まいです。

アメダス、最低気温は5.4度(5:50)、尼中は気温が上がる予報です。

新緑の候、我が家の樹木たちも、早くの開花したり、緑の葉を展開したり…。

青空に、ひらひらと白い花を見せているのは「采振木(ざいふりぼく)」、又の名を「四手桜(しでざくら)」です。

妻の実家の林から移植したものですが、用水わきの里山にも自生が見られます。

近寄って観ると、白色の細い花弁だと分かります。

名前の「采(さい)」も「四手(しで)」も、花弁の様子を表しています。

つまり、注連縄(しめなわ)」や玉串などにつけて垂らす紙のことです。

葉も白っぽい薄緑色ですね。

近年、庭木として人気のジューンベリーは、近縁種・「アメリカ采振木」と呼ばれます。

次は、庭先にカエデ(楓)の仲間が2種、並んでいます。

葉の様子の違いに注目してください。

試すに、左側のカエデを、上下逆転しました。

何か、お気づきですか?そう、カナダの国旗のモデル・メイプル🍁です。

和名は、メイプルシロップを採る、その名も「砂糖楓(さとうかえで)」です。

名前通り甘いためか、虫の食害を受けやすいので、要注意です。

 

佐久市立中央図書館へ本を返却、ついでに、駒場公園の樹木を観てまわりました。

「春楡(はるにれ)」の葉も展開し始めています。

「落葉松(からまつ)」も芽吹きです。

今月の佐久ケーブルテレビ・「佐久の花と緑の物語」で紹介する予定です。

葉の束や、雌花(まつぼっくり)の観察が楽しみです。

佐久平駅」近く、JR小海線高架下や、「おもいつき農園」入り口にも大木があるので、紹介します。

 

アメダス、最高気温は27;9度(13:54)、「夏日」になりました。