「佐久の季節便り」、雨降り、いただいた「花の苗」移植は、大正解…。

小雨が降り、「浅間山」は霞んいます。

居間に降りると、温度計は22度、ムッとする温かさ…。

早速、窓を開け放って、涼しい風を入れました。

アメダス、最低気温は15.3度(5:46)、一日中、雨の予報です。

 

今日は午前中、ケーブルテレビの取材です。

テーマは、「初夏、土手や幸山の草木たち」です。

田植えが済んだ「向田(むかいだ)」田んぼに、恵みの雨が降っています。

紹介した草木は、身近に観られる、次の3種に絞りました。

名前については、『牧野新日本植物図鑑』によりました。

 

(1)針槐樹(はりえんじゅ) (ニセアカシア

マメ科落葉高木 一般には「アカシア」と呼んでいます。

初夏に、白い花を房状につけます。

優秀な蜜源寿で、「アカシア蜂蜜」が採れます。

天ぷらにして食べますが、食べ過ぎは禁物です。

(2)草蘇轍(くさそてつ) (コゴミ ガンソク)

アクが少なく、お浸しや卵とじが美味しい。

山菜として人気がある。

庭に植えると、食用と観賞用になる。

(3)釣鐘人参 (ととき)

「山で美味いは、オケラにトトキ」と言われ、山菜として人気がある。

摘むと、乳液が出ることから「乳草(ちちぐさ)」の名でも親しまれる。

子どもの頃、田んぼの水見にきた時、土手で積取り、野良土産に…。

母親が、味噌汁の具に入れてくれました。

懐かしい思い出です。

宮沢賢治作品には、「釣鐘草」「ブリューベル」の名で登場します。

小さな釣鐘状の花が可愛らしい。

土手草tp一緒に刈り払いされないように、株に目印をして保護しています。

雨は、午後も降ったり止んだり…。

いただいた花の苗、秋明菊「柳蘭」などを定植しました。

夜更けて、ようやく小降りになってきました。

今日の雨量は、20ミリほどになったでしょうか。

アメダス、最高気温は21.7度(14:17)、蒸し暑くなりました。

東海地方まで、「梅雨入り」したようです。

甲信地方も例年より、早まる気がします。