「佐久の季節便り」、「寒風」吹き荒び、「浅間の噴煙」も東に靡いて…。

居間に降りると、温度計は11度、これは、厳しい冷え込みのようです。

新聞取りに、外に出ると頬が痛いほどです。

バケツの氷も、カチンカチンに厚く張っています。

防寒した井戸ポンプ、しばらく漕いで、ようやく水が出ました。

アメダス、最低気温は、氷点下6.9度(6:28)、これは真冬並みです。

ポイント予報の氷点下4度を下回る、想定外の冷え込みでした。

冬型の気圧配置、寒風が吹き荒んで、日中も寒そうです。

 

綜合面 社説 プーチン氏会見 侵略を成功させてはならない 結論部分を引用します。

〜各国は、ウクライナの存亡に世界全体の平和と安定がかかっていることを認識し、ロシアの侵略を失敗に終わらせねばならない。

 欧州連合(EU)は、ウクライナが切望しているEUへの加盟に向けて。交渉を開始することを決めた。実際に加盟するまでには、ウクライナ汚職体質から脱却するなどの改革が必要だが、交渉開始の決定自体は前進だ。

 EUがロシアの脅しに屈せず、ウクライナを支援し続けるという力強いメッセージと言える。

 懸念されるのは、米国のウクライナへの軍事支援が枯渇しかかっていることだ。米下院で多数派の野党・共和党の反対により、追加予算案の承認が遅れている。

 ウクライナの苦戦は、米欧の武器支援が不十分だからだと指摘されている。米国は政争を自制して支援を最優先にしてもらいたい。

国際面 ウクライナ侵略 支援縮小なら「露が勝利」 米欧の結束維持課題▪️制裁に抜け穴

 ★そう言えば近頃、ウクライナ問題への意識が薄れ、他人事のようになっていないか、自省しています。

投書欄 よみうり時事川柳 一部、引用・紹介します。

デコピンは名前だけだよやっちゃダメ 東京 ペンペン草

   *

 大谷選手の愛犬、英名デコイは「おとり」の意。何の?

 

こんなに凍みたのに、家の裏では「蘩蔞(はこべ)」「芹(せり)」が蔓延(はびこ)り、青々しています。

そう、どちらも春の七草野草の生命力には感動します。

子どもの頃、「鶏(にわとり)」の餌にしていたことを、懐かしく思い出します。

縁先には、「玉葱」のはねだし・小玉が、芽を出し、冬を越そうとしています。

健気に腐らず…、何だか勇気づけられますね。

夕方、北の窓を開けると、「淺間」の噴煙が東に靡いています。

峠の向こうの上州(じょうしゅう)では、冷たい空っ風が吹いていることでしょう。

「北風小僧のかんたろう」の歌が、口をついて出てきました。

佐久市ゆかりの山川啓介作詞ですから、佐久の寒風だろうと思っています。

アメダス、最高気温は5.4度(13:47)、最大風速は、北西の風3.5メートル(13:20)。

寒風吹き荒ぶ、寒い一日でした。

明日は、日照なく、もっと寒い日になりそうです。